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トリックテイキングのトランプゲームおすすめ8選|基本ルールと用語も解説

トリックテイキングのトランプゲーム。1枚ずつ出して取り合う。紺の地に、4人が1枚ずつ出したスペードの Q・9・A・5 が上下左右に並び、一番強いスペードの A が金色に光っている

トリックテイキングのトランプゲームのおすすめを8個紹介します。トリックテイキングとは何か、基本ルールと用語も、初めての人向けに解説しています。

トリックテイキングとは

トリックテイキングとは、全員が手札から1枚ずつ出し、一番強いカードを出した人がまとめて取るトランプゲームのことです。

トリックテイキングの絵。テーブルの四隅に4人。まん中に、4人が1枚ずつ出したスペードの9・K・3・5。一番強いスペードの K を出した右上の人へ、4枚を取る金の矢印

全員が1枚ずつ出したカードのひと組を「トリック」と言います。トリックを取る(テイクする)ことから、この名前が付きました。

取ったトリックの数や、取ったカードの点を競います。ハーツのように、なるべく取らないように遊ぶゲームもあります。

トリックテイキングの基本ルール

多くのトリックテイキングに共通する、基本の決まりを紹介します。

①最初の人から1枚ずつ出す

最初にカードを出す人から順番に、全員が1枚ずつ出します。トリックの最初にカードを出すことを「リード」と言います。

②最初に出たマークと同じマークを出す

2番目からの人は、最初に出たカードと同じマークを出さなければいけません。

最初に出たマークと同じマークを出す絵。左上の人が最初にハートの8を出し、右上の人はハートの J、右下の人はハートの3。ハートがない左下の人はクラブの K。一番強いのはハートの J

同じマークを持っていない場合は、他のマークを出せます。ただし、切り札でない他のマークは、数字が強くても取れません。

③一番強いカードを出した人が取る

最初に出たマークの中で、一番強いカードを出した人がトリックを取ります。多くのゲームでは、Aが一番強く、2が一番弱いです。

トリックを取った人が、次のトリックで最初にカードを出します。

④切り札は他のマークより強い

切り札とは、他のどのマークよりも強いマークのことです。

切り札の絵。切り札がスペードの時、左上の人が最初にハートの8を出し、右上の人はハートの A。ハートがない右下の人はスペードの2を出し、ハートの A に勝って取る。左下の人はハートの5

例えば、切り札がスペードの時は、スペードの2でもハートのAに勝ちます。最初に出たマークを持っていない時は、切り札を出して取ることができます。

ハーツ・スパー・ピケットのように、切り札がないゲームもあります。

トリックテイキングの用語

トリックテイキングでよく使う言葉は以下の通りです。

用語意味
トリック全員が1枚ずつ出したカードのひと組。一番強いカードを出した人が取る
リードトリックの最初にカードを出すこと。前のトリックを取った人がリードすることが多い
フォロー最初に出たマークと同じマークを出すこと。持っていれば必ず出す決まりを「マストフォロー」と言う
切り札(トランプ)他のどのマークよりも強いマーク
ビッド取るトリックの数を、遊ぶ前に予想して宣言すること
ディスカード同じマークがない時に、切り札ではないいらないカードを出すこと

トリックテイキングのトランプゲームの選び方

トリックテイキングは、切り札があるかどうかや、何を目指すかで遊び方が変わります。次の3つを目安に選びましょう。

  1. 初めてなら切り札のないゲーム

    スパーやハーツは切り札がなく、同じマークを出す決まりだけで遊べます。トリックテイキングの流れをつかむのにぴったりです。

  2. 遊ぶ人数で選ぶ

    ピケットは2人、ナインティナインは3人、ゴニンカンとナポレオンは5人で遊ぶためのゲームです。スパーやツーテンジャックは、2人でも4人でも遊べます。

  3. 何を目指すかで選ぶ

    トリックをたくさん取るゲームのほかに、取る数を予想して当てるゲームや、なるべく取らないようにするゲームもあります。

8本の目安は以下の通りです。ゲームの名前を押すと、その紹介へ移ります。

ゲーム難易度時間人数
スパー★★★5~10分2~4人
ハーツ★★★20~30分3~5人
ツーテンジャック★★★10~20分2~6人
ナインティナイン★★★約30分3人
コントラクトブリッジ★★★20~30分4人
ゴニンカン★★★20~30分4~6人
ナポレオン★★★20~30分4~6人
ピケット★★★約20分2人

初めてでも遊びやすいトリックテイキング

切り札がないか、決まりが少なく、トリックテイキングを初めて遊ぶ人にもおすすめのゲームです。

①スパー

スパーの絵。下に自分が出したダイヤの6(金の枠)、上に相手が出したクラブの9。左に配らなかったカードの山
  • 難易度★★★
  • 時間5~10分
  • 人数2~4人

全員が1枚ずつ出して取り合うトリックを5回だけくり返す、短いゲームです。

最後の5回目のトリックを取った人だけが点をもらえて、それまでの4回は取っても取らなくても点には関係ありません。

切り札がなく、強いカードをいつ使うかを考えるだけで遊べるので、トリックテイキングの入門にぴったりです。

②ハーツ

ハーツの絵。テーブルの四隅に4人。それぞれの前に、出したクラブの5・クラブの K・スペードの Q・ハートの7。失点になるスペードの Q とハートの7が金の枠で囲まれ、クラブの K を出した右上の人が4枚を引き取る太い金の矢印
  • 難易度★★★
  • 時間20~30分
  • 人数3~5人

1枚ずつ出し合い、一番強いカードを出した人が場のカードを引き取っていくゲームです。

引き取ったハートとスペードのQは失点になるので、なるべくトリックを取らないように遊びます。

切り札がなく決まりも少ないので、トリックテイキングの考え方を覚えるのにおすすめです。

③ツーテンジャック

ツーテンジャックの絵。テーブルの四隅に4人。それぞれの前に、出したダイヤの5・ダイヤの Q・切り札のクラブの10・ダイヤの9。切り札のクラブの10が金の枠で囲まれている。まん中に山札
  • 難易度★★★
  • 時間10~20分
  • 人数2~6人

取ったカードの点の合計を競う、日本生まれのトリックテイキングです。

切り札の2・10・Jなどのプラス札は取りたく、スペードのマイナス札は相手に押しつけたいゲームです。

切り札は1回戦ごとに変わるので、切り札のあるゲームに慣れるのにちょうどいいゲームです。

取る数を予想するトリックテイキング

遊ぶ前に、自分が取るトリックの数を予想するゲームです。たくさん取るだけでなく、予想通りの数に揃える読みが試されます。

④ナインティナイン

ナインティナインの絵。上の左右に相手の2人と、その前に伏せた3枚の予想カード。まん中に、左の人のスペードの10・右の人のスペードの J と、自分が出したスペードの A(金の枠)。下の左に、自分の予想カード3枚(クラブ・ハート・ダイヤ)が金の枠で囲まれている。下の右に自分の手札
  • 難易度★★★
  • 時間約30分
  • 人数3人

3人で遊ぶトリックテイキングで、自分が取るトリックの数を先に予想します。予想は、手札から選んだ3枚のマークで表します。

予想とぴったり同じ数を取るとボーナスがもらえるので、強いカードがあっても、わざと負けることが大切です。

⑤コントラクトブリッジ

コントラクトブリッジの絵。テーブルの四隅に4人。右上の人はダミーで、手札を表にしてスーツごとに縦に並べている。まん中に、4人が1枚ずつ出したスペードの4・K・A・9。一番強いスペードの A が金の枠で囲まれている
  • 難易度★★★
  • 時間20~30分
  • 人数4人

4人が2人ずつの組になり、相手の組とトリックを取り合うゲームです。

最初のオークションで切り札と取るトリックの数を約束し、その数を取れるかで点が決まります。

パートナーとの連携と推理で戦う、「トランプゲームの王様」とも呼ばれる本格派です。

じっくり遊ぶ本格派のトリックテイキング

チーム戦や、トリックの前の駆け引きなど、トリックテイキングに慣れた人がじっくり楽しめるゲームです。

⑥ゴニンカン

ゴニンカンの絵。左に3人、右に2人の5人が座っている。まん中に、5人が1枚ずつ出したハートの K・5・Q・A・9
  • 難易度★★★
  • 時間20~30分
  • 人数4~6人

青森県の津軽地方で遊ばれてきた、5人のトリックテイキングです。

役のAとジョーカーを持った「関係」の2人と、「無関係」の3人に分かれ、絵札を取り合います。

2対3のチーム戦で、味方と力を合わせて絵札を集める駆け引きが楽しめます。

⑦ナポレオン

ナポレオンの絵。左に、二角帽をかぶった「ナポレオン」と、口に指を当てた「副官」。右に「連合軍」の3人。下に、取り合う絵札5枚(ハートの K・ダイヤの Q・スペードの A・クラブの J・ハートの10)。スペードの A に金の枠
  • 難易度★★★
  • 時間20~30分
  • 人数4~6人

切り札と取る絵札の枚数を宣言して、一番強い宣言をした人が「ナポレオン」になる5人のトリックテイキングです。

ナポレオンと、カードで指名された「副官」の2人が、残りの3人と絵札を取り合います。

副官が誰なのかは、途中まで分かりません。味方を探りながら戦う駆け引きが楽しめます。

⑧ピケット

ピケットの絵。上に相手の手札12枚(裏向き)、まん中に5枚と3枚に分けた山。下に自分の手札12枚。スペードの9からQの続き番号と、A の3枚が金の枠で囲まれている
  • 難易度★★★
  • 時間約20分
  • 人数2人

7からAまでの32枚で遊ぶ、2人用のトリックテイキングです。

トリックの前に、手札の組を比べる「宣言」でも点が入り、両方の合計で勝負します。

切り札のない、16世紀のフランスで生まれた古いゲームです。

トリックテイキングのよくある質問

トリックテイキングとは?
全員が1枚ずつカードを出し、一番強いカードを出した人がまとめて取るゲームのことです。全員が1枚ずつ出したカードのひと組を「トリック」と言います。
「トリテ」とは?
トリックテイキングを短くした呼び方です。ボードゲームやカードゲームが好きな人の間で、よく使われます。
初心者におすすめのトリックテイキングは?
スパーとハーツがおすすめです。どちらも切り札がなく、最初に出たマークと同じマークを出す決まりを覚えれば遊べます。
2人で遊べるトリックテイキングは?
ピケットは、2人で遊ぶためのゲームです。スパーとツーテンジャックも、2人で遊べます。
3人で遊べるトリックテイキングは?
ナインティナインは、3人で遊ぶために考えられたゲームです。ハーツ・スパー・ツーテンジャックも、3人で遊べます。
切り札とは?
他のどのマークよりも強いマークのことです。英語では切り札を「トランプ(trump)」と言い、日本でカードを「トランプ」と呼ぶのは、この言葉から来たと言われています。

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他にも、コンピューターと対戦できるトランプゲームがあります。

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