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コントラクトブリッジのルール解説

コントラクトブリッジのルール・遊び方。スペードのA・K・Qの手札と、ビッドの札「4♠」の絵

トランプゲーム『コントラクトブリッジ』のルール・遊び方を、初心者向けに紹介します。基本ルールのほかに、オークションのない『ミニブリッジ』などのローカルルールも解説しています。

プレイ人数
3人以上
ジャンル
定番
難易度
難しい
使用するカード
52枚(ジョーカーなし)
コントラクトブリッジを無料で遊ぶ

コントラクトブリッジはどんなゲーム?

コントラクトブリッジは、4人が2人ずつの組になって遊ぶトランプゲームです。向かいに座った人がパートナーになり、相手の組とトリック(4人が1枚ずつ出したカードのひと組)を取り合います。

最初にオークションで、切り札と取るトリックの数を約束(コントラクト)するのが特徴です。約束した数のトリックを取れれば点が入り、取れなければ相手の組に点が入ります。

4人がテーブルを囲み、向かい合う2人ずつが組になっている。まん中に、約束したコントラクト「4♠」の札がある

運だけでなく、推理と記憶、パートナーとの連携で戦うゲームです。「トランプゲームの王様」とも呼ばれ、世界中で大会が開かれています。2018年のアジア競技大会では、正式な競技にもなりました。

コントラクトブリッジの使用カード

コントラクトブリッジで使うカードは以下の通りです。

  • ジョーカー以外の52枚(♠♥♦♣のA~K)

カードの強さは「A>K>Q>J>10>9>…>2」です。Aが一番強く、2が一番弱いカードです。

スペードの2からAまでの13枚が、左から弱い順に並んでいる。右の端のAが一番強い

4つのスーツ(マーク)は、♠と♥を「メジャー」、♦と♣を「マイナー」と呼びます。

コントラクトブリッジのルール・遊び方

コントラクトブリッジのルール・遊び方を紹介します。

コントラクトブリッジの勝敗

約束したトリックの数を取れた組に点が入り、取れなかった場合は相手の組に点が入る。

何回か配って遊び、合計の点が多い組の勝ちです。1回の配りを「ディール」と言います。

①向かいの人とパートナーになる

4人は、向かい合わせに座った2人がパートナーになります。

席は方角で呼び、北と南の組(南北)と、東と西の組(東西)が対戦します。

テーブルの上に北、右に東、下に南、左に西の人が座っている。向かい合う北と南、東と西がそれぞれ組

席はアルファベットで、N(北)・E(東)・S(南)・W(西)とも書きます。

②13枚ずつ配る

ディーラー(カードを配る人)は、左隣の人から時計回りに1枚ずつ、全てのカードを配りきります。

4人とも13枚ずつになります。

南のディーラーが、左隣の西から時計回りに①②③④の順で、1枚ずつ配っている

ディーラーは、ディールが終わるたびに左隣の人へ交代します。

③ビッドで切り札とトリックの数を言う

配り終わったら、ディーラーから時計回りにビッド(何を切り札にして、いくつトリックを取るかの宣言)をします。この競り合いを「オークション」と言います。

ビッドは「2♥」のように、数字とスーツで言います。取ると約束するトリックの数は、数字に6を足した数です。

数字は1~7なので、7~13トリックのどれかを約束することになります。

例えば、「2♥」は「ハートを切り札にして、8トリック以上取ります」という意味です。

ビッドの札「2♥」。ハートが切り札で、2に6を足した8トリック以上を取る約束

切り札なしで勝負する「ノートランプ(NT)」もビッドできます。例えば、「3NT」は「切り札なしで9トリック以上取ります」という意味です。

④前より強いビッドだけ言える

ビッドは、前の人より強いビッドしか言えません。

まず数字の大きい方が強く、数字が同じ場合は「♣<♦<♥<♠<NT」の順に強くなります。

1♣・1♦・1♥・1♠・1NT・2♣・2♦…の順に、右へ行くほど強いビッド。1NTの次は2♣

例えば、前の人が「1♠」と言った場合は、「1NT」か、2以上のビッドしか言えません。

言いたいビッドがない場合は、「パス」をします。相手のビッドには「ダブル」、ダブルされた自分の組のビッドには「リダブル」も言えます。(点が大きくなる宣言)

ダブル・リダブルの点数は、記事の後半で紹介しています。

⑤3人続けてパスで決まる

誰かがビッドした後、3人続けてパスするとオークションが終わります。最後のビッドがコントラクト(約束)になります。

下の画像では、北が「1♥」、南が「4♥」と言った後に3人がパスしたので、コントラクトは「4♥」です。

北が1♥、東がパス、南が4♥、西・北・東がパス。3人続けてパスしたので、コントラクトは4♥に決まった

最初の4人が全員パスした場合は、「パスアウト」です。そのディールは0点になります。

⑥先にそのスーツを言った人がディクレアラー

コントラクトを取った組で、そのスーツを先にビッドした人がディクレアラーになります。ディクレアラーのパートナーは「ダミー」です。

例えば、北が「1♥」、南が「4♥」と言ってコントラクトになった場合は、先にハートを言った北がディクレアラーです。

先にハートを言った北がディクレアラー、最後に4♥を言った南がダミーになっている

最後にビッドした人がディクレアラーになるとは限らないので、注意しましょう。NTのコントラクトの場合も同じで、その組で先にNTをビッドした人がディクレアラーです。

ディクレアラーのパートナーは、パスしかしていない場合もダミーになります。

ディクレアラーは、自分の手札とダミーの手札の両方からカードを出して、約束のトリックを目指します。

⑦ディクレアラーの左隣から最初のカードを出す

最初のカード(オープニングリード)は、ディクレアラーの左隣の人が出します。

最初のカードが出たら、ダミーは手札を全て表にして、スーツごとに並べます。ダミーの手札は、相手の組も含めた全員に見えます。

ディクレアラーの北の左隣の東が、最初のカードを出した。ダミーの南が、手札を表にしてスーツごとに並べている

ダミーのカードは、ディクレアラーが選んで出します。ダミーは、言われたカードを場に出すだけです。

ダミーは、どのカードがいいかを教えたり、作戦に口を出したりできません。

ただし、ディクレアラーの反則を防ぐための確認はできます。例えば、最初のカードと違うスーツを出した時に、「ハートはありませんか?」と聞けます。

ディクレアラーは、自分の手札とダミーの手札を合わせた26枚を見て、作戦を立てます。相手の組は、自分の13枚とダミーの13枚を見ながら、ディクレアラーの手札を推理して守ります。

「ダミー」は英語で「人形」という意味です。

⑧最初のカードと同じスーツを出す

時計回りに1人1枚ずつ出します。最初のカードと同じスーツを持っている場合は、必ずそのスーツを出します。

持っていない場合は、どのカードを出してもOKです。

最初に東がダイヤのAを出した。ダイヤを持っている西と北はダイヤを出し、ダイヤを持っていないダミーの南はスペードの2を出している。ダミーの南の手札は表向きで、ダイヤが1枚もない

同じスーツを持っているのに、他のスーツを出すのは反則です。

⑨一番強いカードを出した人がトリックを取る

4人が1枚ずつ出したら、一番強いカードを出した人がトリックを取ります。

切り札が出ていれば、一番強い切り札が勝ちます。切り札が出ていなければ、最初のカードと同じスーツで一番強いカードの勝ちです。

切り札はスペード。東がダイヤのAを出したが、ダイヤを持っていないダミーの南が出したスペードの2が勝って、トリックを取った。ダミーの南の手札は表向き

最初のスーツがない時に、切り札を出してトリックを取ることを「ラフ(切る)」と言います。

トリックを取った人が、次の最初のカードを出します。

⑩13トリックが終わったら点数を数える

13トリックを全て出し終わったら、ディクレアラーの組が取ったトリックを数えます。

約束した数以上取れれば「メイク」、足りなければ「ダウン」です。

コントラクトは4♥で、10トリックの約束。南北が11トリック取ったのでメイク

メイクした場合はディクレアラーの組に、ダウンした場合は相手の組に点が入ります。

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コントラクトブリッジの点数の数え方

コントラクトブリッジの点数の数え方を紹介します。メイクした場合は、トリック点とボーナスを足して数えます。

トリック点

メイクした場合は、切り札の種類と取ったトリックの数で、トリック点が決まります。

点になるのは7トリック目からで、最初の6トリックは数えません。

切り札1トリックの点
♣・♦(マイナー)20点
♥・♠(メジャー)30点
NT(ノートランプ)最初の1つは40点・あとは30点

例えば、「4♥」で11トリック取った場合は、7~11トリック目の5つが点になります。ハートは1つ30点なので、30点×5で150点です。

4♥で11トリック取った例。1~6トリック目は暗くなっていて点にならない。7~11トリック目の5つに30点ずつ入り、30点×5で150点

このうち、約束の10トリックより多く取った11トリック目を「オーバートリック」と言います。

NTの場合は、7トリック目だけ40点で、8トリック目からは1つ30点です。例えば、「3NT」で9トリック取った場合は、40点+30点+30点で100点です。

3NTで9トリック取った例。1~6トリック目は点にならず、7トリック目が40点、8・9トリック目が30点ずつで、合わせて100点

ゲームとパートスコアのボーナス

約束したトリックの分のトリック点が、100点以上になるコントラクトを「ゲーム」と言います。

ダブルなしの場合は、「3NT」「4♥」「4♠」「5♣」「5♦」と、それより高いコントラクトがゲームです。ゲームより低いコントラクトは「パートスコア」と言います。

ダブルなしの時の、1から7までのビッドを並べた表。3NT・4♥・4♠・5♣・5♦と、それより高いビッドが明るい「ゲーム」、金の線より下の低いビッドが「パートスコア」

NTは7トリック目が40点なので、9トリックの「3NT」で100点に届きます。♥・♠は「4♥」「4♠」の120点、♣・♦は「5♣」「5♦」の100点からゲームです。

ゲームをメイクすると300点、パートスコアをメイクすると50点のボーナスが入ります。

スラムのボーナス

12トリックを約束する6のビッドを「スモールスラム」と言います。13トリック全てを約束する7のビッドは「グランドスラム」です。

スモールスラムは500点、グランドスラムは1000点のボーナスが、ゲームのボーナスに足されます。

ビッドの札「6♠」はスモールスラムで12トリックの約束、ボーナスは500点。「7♠」はグランドスラムで13トリック全部の約束、ボーナスは1000点

ダウンした時の点

ダウンした場合は、足りないトリック1つにつき50点が相手の組に入ります。

例えば、「4♥」で9トリックしか取れなかった場合は、1ダウンで相手の組に50点です。

4♥は10トリックの約束。9トリックしか取れず、10トリック目が足りないので1ダウン。相手の組に50点が入る

バルネラブル

バルネラブルとは、ボーナスとダウンした時の点が大きくなる状態のことです。そうでない状態を「ノンバルネラブル」と言います。略して「バル」「ノンバル」とも言います。

どちらの組がバルネラブルかは、ディールごとに決まっています。

点ノンバルバル
ゲーム300点500点
スモールスラム500点750点
グランドスラム1000点1500点
ダウン1つ50点100点

デュプリケート(ディールごとに点数を数える方法)では、ディールの番号でバルネラブルが決まります。例えば、1番目は両方ノンバル、2番目は南北がバル、3番目は東西がバル、4番目は両方バルです。

ダブル・リダブル

ダブルされたコントラクトは、約束したトリックの分のトリック点が2倍(リダブルなら4倍)になります。

例えば、「4♥」のトリック点120点は、ダブルされると240点、リダブルされると480点になります。

「4♥」のトリック点。ダブルなしは120点、相手の組がダブルすると2倍の240点、ダブルされた組がリダブルすると4倍の480点

ダブルでメイクした場合は、50点(リダブルなら100点)のボーナスも入ります。

2倍になったトリック点が100点以上なら、低いコントラクトでもゲームです。例えば、ダブルされた「2♥」をメイクすると、トリック点は120点なので、ゲームのボーナスが入ります。

オーバートリックは、ダブルでは1つ100点(バルは200点)です。リダブルの場合は、この2倍になります。

ダウンした時の点は、ダブルでは以下の通りです。リダブルの場合は、この2倍になります。

ダウンノンバルバル
1つ目100点200点
2つ目・3つ目1つ200点1つ300点
4つ目から1つ300点1つ300点

点数の例

例えば、ノンバルネラブルで「4♠」を11トリック取った場合は、以下の通りです。

  • トリック点(約束の10トリックまで):30点×4=120点
  • オーバートリック(11トリック目):30点×1=30点
  • ゲームのボーナス:300点

合わせて450点が、ディクレアラーの組に入ります。

コントラクトブリッジのビッドの決め方(初心者向けの基本)

どのビッドをするかには、パートナーと共通の約束があります。初心者が最初に覚える、標準的な決め方を紹介します。

手札の強さをハイカードポイントで数える

手札の強さは、A=4点・K=3点・Q=2点・J=1点で数えます。これを「ハイカードポイント(HCP)」と言います。

Aは4点、Kは3点、Qは2点、Jは1点。10以下のカードは0点

52枚の合計は40点なので、1人あたりの平均は10点です。

5枚以上あるスーツは、5枚目から1枚につき1点を足して数えます。これを「長さの点」と言います。

13点以上ならオープンする

オークションで最初にビッドすることを「オープン」と言います。オープンするのは13点以上ある時が目安です。

手札の形と点数によって、最初のビッドは以下の通りに決めます。上から順に、当てはまるものを選びます。

  • 22点以上:2♣(とても強い手の約束)
  • 20~21点のバランスハンド:2NT
  • 15~17点のバランスハンド:1NT
  • 13~21点で、5枚以上のスーツがある:一番長いスーツ(同じ長さなら強い方のスーツ)
  • 13~21点で、5枚以上のスーツがない:1♣か1♦(長い方)

2♣・2NT・1NTの点は、HCPだけで数えます。1のレベルのスーツでオープンする時は、HCPに長さの点を足して数えます。

「バランスハンド」とは、スーツの枚数がかたよっていない手のことです。スーツの枚数が「4・3・3・3」「4・4・3・2」「5・3・3・2」のどれかの手を言います。

♣と♦が4枚ずつなら1♦、3枚ずつなら1♣でオープンします。また、♠が5枚でも♣が6枚あれば、長い方の1♣でオープンします。

例えば、下の手札はHCPが13点で、♥が5枚あるので「1♥」でオープンします。

13枚の手札。♠のKが3点、♥のAが4点、♥のKが3点、♦のQが2点、♣のJが1点で、HCPは13点。♥が5枚あるので「1♥」でオープンする

合わせて25点あればゲームを目指す

パートナーと合わせて25点以上あれば、ゲームを目指します。

切り札は、パートナーと合わせて8枚以上あるスーツを選びます。♥か♠が8枚以上あれば「4♥」「4♠」、なければ「3NT」を目指すのが基本です。

例えば、北が12点で南が13点、♥が合わせて8枚ある場合は、「4♥」を目指します。

北は12点で♥が3枚、南は13点で♥が5枚。合わせて25点で、♥が8枚あるので「4♥」を目指す

合わせて33点以上あればスモールスラム、37点以上あればグランドスラムが目安です。

当サイトのコントラクトブリッジでは、オークションの表のビッドを押すと、何点・何枚を表すビッドかを確かめられます。

合わせた点で返事を決める

パートナーがオープンしたら、自分の点を足して、合わせて25点に届くかで返事を決めます。

パートナーの手札は見えず、口で強さを伝えることもできません。そこで、どの点数ならどのビッドを言うかは、パートナーと約束しておきます。

例えば、パートナーの「1NT」(15~17点)への返事は以下の通りです。

自分の点合わせた点返事
7点以下24点以下パス
8~9点23~26点2NT
10~15点25~32点3NT

合わせて25点に届かない場合はパスし、確実に届く場合は「3NT」でゲームを目指します。

届くか分からない時の「2NT」は、ゲームに行くかをパートナーに決めてもらうビッドです。パートナーは、弱めの15点ならパス、強めの16~17点なら「3NT」にします。

パートナーの「1♥」(13点以上で♥が5枚以上)への返事は、♥を3枚以上持っている場合は以下の通りです。合わせた点は、パートナーが13点の場合です。

自分の点合わせた点返事
5点以下18点以下パス
6~9点19~22点2♥
10~12点23~25点3♥
13~15点26~28点4♥

「2♥」は、低いところで止めるビッドです。パートナーが強い場合は、パートナーがゲームを目指します。「3♥」は、ゲームに行くかをパートナーに決めてもらうビッドです。

パートナーの「1♠」への返事も同じで、♥を♠に変えて言います。

ここで紹介したのは、初心者が最初に覚える基本の約束です。上級者どうしは、別の約束を使うこともあります。約束の中身は相手の組にも知らせる決まりで、パートナーにだけ分かる秘密の合図は反則です。

コントラクトブリッジのローカルルール

コントラクトブリッジでよく遊ばれる、遊び方と点数の数え方のローカルルールを3つ紹介します。

ミニブリッジ

ミニブリッジとは、オークションの代わりに、全員が手札の点数(HCP)を言って決める入門のルールです。

点の合計が多い組が攻める組になり、その組で点の多い人がディクレアラーです。ディクレアラーはダミーの手札を見てから、切り札と、ゲームを目指すかを決めます。

4人が点数を言っている。南北が合わせて25点、東西が15点なので南北が攻める組になり、点の多い南がディクレアラー

ゲームを目指さない場合は、7トリック取れば成功です。ゲームを目指す場合は、NTで9トリック・♥と♠で10トリック・♣と♦で11トリックが必要です。

点数は、7トリック目からのトリック点に、成功のボーナスを足します。ボーナスは、ゲームを目指さずに成功すると50点、ゲームを目指して成功すると500点です。

足りなかった場合は、足りないトリック1つにつき100点が相手の組に入ります。両方の組が20点ずつの場合は、配り直します。

オークションを覚える前の練習におすすめです。当サイトのコントラクトブリッジでは、オプションルールの「遊び方」で「ミニブリッジ」を選ぶと、このルールで遊べます。

ラバーブリッジ

ラバーブリッジとは、どちらかの組が2回ゲームを取るまで遊ぶ、昔ながらの点数の数え方です。最後にボーナスも含めて点を合計し、合計点の多い組の勝ちになります。

パートスコアのトリック点は次のディールにも持ち越して足していき、合わせて100点以上になったらゲームです。

例えば、1回目に「2♥」、2回目に「2♠」をメイクした場合は、60点+60点で120点になり、ゲームです。

1回目に2♥をメイクして60点、2回目に2♠をメイクして60点。持ち越して足すと120点で、100点を超えたのでゲーム

どちらかの組がゲームを取ると、両方の組の持ち越した点は0に戻ります。

ゲームを1回取った組は、バルネラブルになります。

2回ゲームを取ると、700点(相手も1回取っていれば500点)のボーナスが入ります。

2回ゲームを取った組が、合計点では負けることもあります。例えば、大きくダウンして相手に多くの点が入った場合です。

切り札のA・K・Q・J・10のうち4枚を1人で持っていた場合は、100点が入ります。5枚なら150点で、これを「アナー」と言います。NTの場合は、4枚のAを1人で持っていると150点です。

アナーの点は、そのカードを持っていた人の組に入ります。守る側の人が持っていた場合も入ります。

シカゴ

シカゴとは、4ディールで1回の勝負にする点数の数え方です。

1回目は両方ノンバル、2回目と3回目はディーラーの組だけがバル、4回目は両方バルで遊びます。

短い時間で区切りよく遊べるので、家庭や教室で人気があります。

コントラクトブリッジで勝つためのコツ

コントラクトブリッジで勝つためのコツを5つ紹介します。

  1. 切り札は合わせて8枚以上に

    パートナーと合わせて8枚以上あるスーツを切り札にすると、相手に切られにくくなります。

  2. ゲームが届くならゲームを目指す

    合わせて25点あれば、「3NT」「4♥」「4♠」を目指しましょう。ボーナスが大きいので、パートスコアより得です。

  3. 先に相手の切り札をなくす

    ディクレアラーは、先に切り札を出して相手の切り札をなくしましょう。強いカードを切られずに取れるようになります。

  4. 出たカードを覚える

    どのスーツの強いカードが出たかを覚えておくと、残りのカードを読めるようになります。

  5. パートナーのスーツを出す

    守る時は、パートナーがビッドしたスーツや、最初に出したスーツを出すのが基本です。

コントラクトブリッジのよくある質問

コントラクトブリッジは何人でできる?
4人で遊びます。2人ずつの組で対戦するので、トランプで遊ぶ時は4人が必要です。当サイトのコントラクトブリッジでは、コンピューター3人と1人で遊べます。
ブリッジとセブンブリッジは同じゲーム?
名前は似ていますが、別のゲームです。セブンブリッジは、同じ数字や続き番号の組を作って手札をなくすゲームです。詳しくは『セブンブリッジのルール解説』の記事をご覧ください。
「コントラクト」とは何?
オークションで決まった、取るトリックの数と切り札の約束のことです。英語で「契約」という意味です。
ノートランプとは何?
切り札なしで勝負することです。最初のカードと同じスーツで一番強いカードを出した人が、トリックを取ります。
ダミーは何をする?
最初のカードが出たら、手札を全て表にして並べます。その後は、ディクレアラーが選んだカードを場に出すだけです。どのカードがいいかを教えたり、作戦に口を出したりすることはできません。
ダミーの手札は相手にも見える?
見えます。ダミーの手札は表にしてテーブルに並べるので、相手の組も含めた4人全員に見えます。相手の組は、自分の手札とダミーの手札を見ながら、ディクレアラーの手札を推理して守ります。
ダミーがいない時はある?
ありません。コントラクトが決まれば、ディクレアラーのパートナーが必ずダミーになります。全員がパスした「パスアウト」の場合は、カードを出さないので、ディクレアラーもダミーもいません。
最後にビッドした人がディクレアラー?
そうとは限りません。コントラクトを取った組で、そのスーツを先にビッドした人がディクレアラーです。詳しくは、先ほど紹介した「⑥先にそのスーツを言った人がディクレアラー」で解説しています。
コントラクトブリッジは難しい?
カードの出し方のルールは、他のトリックを取るゲームと同じで簡単です。難しいのはビッドの決め方なので、最初はオークションのない「ミニブリッジ」から始めるのがおすすめです。
コントラクトブリッジの由来は?
イギリスで遊ばれていた「ホイスト」というゲームが元になっています。今の点数の数え方は、1925年にアメリカのハロルド・ヴァンダービルトが考えました。
4人で遊べるトランプゲームはほかにもある?
はい、たくさんあります。4人で遊ぶと盛り上がるゲームを、「4人でできるトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。
トリックテイキングのトランプゲームはほかにもある?
はい、あります。初めてでも遊びやすいゲームから本格派まで、「トリックテイキングのトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。
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