ゲスイットはどんなゲーム?
ゲスイットは、真ん中に伏せた1枚のカードの数字を当てる、2人で遊ぶトランプゲームです。
相手に「〇〇を持っていますか?」と質問して、伏せたカードの候補を絞っていきます。
自分の手札にある数字をわざと聞く「ブラフ」で、相手を惑わせることもできます。質問の裏を読み合う、2人の心理戦が面白いゲームです。
ゲスイットは、1955年にアメリカの数学者ルーファス・アイザックスが発表したゲームです。英語では「Guess It」と書きます。
ゲスイットの使用カード
ゲスイットで使うカードは以下の通りです。
- 1つのマークのA~Kの13枚
マークはどれを使ってもOKです。ジョーカーと、他のマークのカードは使いません。
ゲスイットのルール・遊び方
ゲスイットのルール・やり方を紹介します。
ゲスイットの勝敗
伏せたカードを当てた人の勝ち。
反対に、当てようとして外した人は、その時点で負けです。
当てるチャンスは1回だけなので、候補を絞ってから当てるのが基本です。
①1枚を伏せて6枚ずつ配る
13枚をよく混ぜて、1枚を裏向きのまま真ん中に置き、残りを6枚ずつ配ります。
真ん中のカードは、ゲームが終わるまで誰も見てはいけません。手札は自分だけが見ます。
最初に番が回ってくる人(先手)は、じゃんけんなどで決めます。
②自分の番には聞くか当てる
先手から交互に、自分の番に「聞く」か「当てる」のどちらかをします。
聞くとは、相手に「〇〇を持っていますか?」と質問することです。当てるとは、「伏せたカードは〇〇」と言って、真ん中のカードを表にすることです。
当てるのは自分の番だけです。相手の番に当てることはできません。
③聞かれたら正直に答える
聞かれた人は、正直に「持っています」か「持っていません」と答えます。
持っている場合は、そのカードを表にして相手に見せます。答えたら次は答えた人の番です。
例えば、Aさんが「5を持っていますか?」と聞き、Bさんが5を持っていたら、Bさんは5を見せます。
これで5は伏せたカードではないと分かり、Aさんの候補が1つ減ります。
見せたカードは、表のまま自分の前に置いておきます。一度聞いた数字は、2人とも、もう聞けません。
④持っていない数字は伏せたカードか聞いた人の手札
相手が「持っていません」と答えた数字は、伏せたカードか、聞いた人の手札にあります。
聞いた人がその数字を持っていなければ、伏せたカードで決まりです。
例えば、7を持っていないAさんが「7を持っていますか?」と聞き、Bさんも持っていなければ、伏せたカードは7です。
Bさんが先に7を当てなければ、Aさんは次の自分の番に「伏せたカードは7」と当てて勝てます。
⑤自分の手札を聞くのがブラフ
ブラフとは、自分の手札にある数字をわざと相手に聞くことです。
相手はその数字を持っていないので、「持っていません」と答えます。
例えば、9を持っているAさんが「9を持っていますか?」と聞くと、Bさんには9が伏せたカードに見えるかもしれません。
Bさんが9を当てに来たら、外れなのでAさんの勝ちです。
⑥本当の質問だと思ったら先に当てる
「持っていません」と答えた人は、次の自分の番に、その数字を先に当てることができます。
本当の質問とは、聞いた人もその数字を持っていない質問です。本当の質問なら、相手は伏せたカードが分かっているので、次の番に当ててしまいます。
本当の質問だと思ったら、自分の番に先にその数字を当てます。
例えば、Aさんに「7を持っていますか?」と聞かれたBさんが、先に「伏せたカードは7」と当てれば、Bさんの勝ちです。
ただし、相手の質問がブラフだった場合は、外れて負けです。ブラフだと思ったら、当てずに別の数字を聞きます。
当てに行くかどうかが、このゲーム一番の読み合いになります。
⑦当てに来なかったらブラフのカードを見せる
相手が当てに来なかった場合は、ブラフをした人は、次の自分の番の始めに、そのカードを表にして見せます。
例えば、9を聞いたAさんは、Bさんが当てに来なければ、次の自分の番の始めに9を見せます。
本当の質問なら、質問した人は次の自分の番に当てて勝てます。当てずに続けるのは、ふつうはブラフだった時です。
ブラフのカードを表にするのは、考案者の遊び方にある決まりです。見せずに続ける遊び方もあります。
ゲスイットを無料で遊ぶゲスイットのローカルルール
ゲスイットのローカルルールを4つ紹介します。カードの枚数や、勝負の決め方を変える遊び方です。
11枚で遊ぶ
このローカルルールは、A~Jの11枚で遊び、手札を5枚ずつにします。
考案者が最初に紹介した遊び方です。候補が少ないので、1回の勝負が短くなります。
点数制
点数制とは、何回か勝負して、先に決めた点を取った人を勝ちにするルールです。
例えば「3点先取」なら、先に3回勝った人の勝ちです。先手は1回ごとに交代します。
1回の勝負は運にも左右されるので、何回か遊ぶと実力の差が出やすくなります。
同じ数字を何度でも聞ける
このローカルルールでは、一度聞いた数字も、もう一度聞いてOKです。
同じ数字を聞いても答えは変わらないので、勝ち負けにはほとんど関係しません。
1回だけ嘘をつける
このローカルルールは、1回の勝負で1回だけ、聞かれた時に嘘の答えをしてもOKにします。
答えも信じられなくなるので、心理戦の要素がより強くなります。
当サイトのゲスイットでは、「11枚で遊ぶ」と「点数制(3点先取・5点先取)」は、オプションルールで選べます。
ゲスイットで勝つためのコツ
ゲスイットで勝つためのコツを5つ紹介します。13枚で遊ぶ場合の一番良い作戦を計算して、目安をまとめました。
- まずは候補の数字を聞いて絞る
最初は候補が7枚あるので、当てても当たる見込みは7分の1です。候補の数字を聞いて、1枚ずつ絞りましょう。
- 伏せたカードが分かったらすぐ当てる
自分も持っていない数字に「持っていません」と言われたら、伏せたカードで決まりです。次の自分の番に、迷わず当てましょう。
- ブラフは時々混ぜる
ブラフを全くしないと、相手は安心して当てに来られます。最初は5回に1回くらい、ブラフを混ぜるのが一番良い作戦です。
- 自分の候補が減ったらブラフを増やす
当てるまであと少しになると、相手は当てに来やすくなります。候補が2枚まで減った場面では、半分くらいをブラフにするのが目安です。
- 相手の候補が減ったら当てに行く
相手が当てるまであと少しの時は、当てに行く回数を増やしましょう。最初は5回に1回くらい、相手の候補が2枚まで減った場面では3回に1回くらいが目安です。
ここで紹介した割合は目安です。一番良い割合は、お互いの手札がどれだけ相手に知られているかで、少しずつ変わります。
ゲスイットのよくある質問
- ゲスイットは何人で遊べる?
- 2人で遊ぶゲームです。13枚を2人で分けるので、3人以上で遊ぶ決まりは一般的ではありません。
- ゲスイットの名前の意味は?
- 英語の「Guess It」で、「当ててみて」という意味です。伏せたカードを当てるゲームなので、この名前が付いています。「ゲス・イット」と書くこともあります。
- どのマークを使う?
- どのマークを使ってもOKです。使うのは1つのマークのA〜Kの13枚だけで、ジョーカーは使いません。
- 相手の番に当ててもいい?
- 当てるのは自分の番だけです。相手の質問に答えたあと、次の自分の番に当てます。
- 嘘の答えをしてもいい?
- 聞かれた時は必ず正直に答えます。相手を惑わせていいのは、自分の手札をわざと聞くブラフだけです。1回だけ嘘の答えをしてもOKにするローカルルールもあります。
- 先手と後手はどちらが有利?
- 先手が少しだけ有利です。2人とも一番良い作戦で遊んだ時の計算では、先手が勝つ見込みは約53.5%です。何回か遊ぶ時は、先手を交代しましょう。
- ゲスイットに必勝法はある?
- 必ず勝てる方法はありません。相手が一番良い作戦で遊ぶと、どんなに上手に遊んでも、勝つ見込みは先手で約53.5%、後手で約46.5%です。ブラフと当てに行く回数を、相手に読まれないように混ぜることが大切です。
- ゲスイットはスマホで遊べる?
- はい。当サイトのゲスイットなら、ダウンロードなしで、スマホやPCのブラウザから無料で遊べます。コンピューターと対戦でき、強さや3点先取などのルールも選べます。
- 2人で遊べるトランプゲームはほかにもある?
- はい、たくさんあります。一緒に遊ぶ相手や1回の時間で選べるように、「2人でできるトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。
- 心理戦が楽しいトランプゲームはほかにもある?
- はい、あります。ウソや駆け引きで読み合うゲームを、人数ごとに「心理戦が楽しいトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。












