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クリベッジ(トランプ)のルール解説|点数の数え方とボードの使い方

クリベッジのルール・遊び方。クリベッジボードと、29点の手(5が4枚とJ)

トランプゲーム『クリベッジ』のルール・遊び方を紹介します。基本ルールのほかに、点数の数え方・ボードの使い方や、「61点」「マギンズ」などのローカルルールも解説しています。

プレイ人数
2人
ジャンル
足し算と組で点を取る
難易度
ふつう
使用するカード
52枚(ジョーカーなし)。1人6枚ずつ配る
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クリベッジはどんなゲーム?

クリベッジ(Cribbage)は、2人で遊ぶイギリス生まれのトランプゲームです。「クリビッジ」とも呼ばれ、イギリスやアメリカで長く遊ばれています。

出したカードの合計を15や31にしたり、ペアや続き番号を作ったりして点を取ります。先に121点に届いた人の勝ちです。

例えば、Aさんが10、Bさんが5を出すと合計15になり、Bさんに2点が入ります。

Aさんが10、Bさんが5を出して合計15。Bさんに2点が入り、クリベッジボードのペグが2つ進む

点は「クリベッジボード」という穴のあいた板に、ペグ(小さな棒)をさして数えます。

ボードがない場合は、紙に点を書いて遊べます。

クリベッジの使用カード

クリベッジで使うカードは以下の通りです。

  • ジョーカー以外の52枚
  • 点を数えるクリベッジボード(なければ紙とペン)

合計を数える時は、Aは1、2~10は数字の通り、J・Q・Kは10として数えます。

Aは1、5は5、10は10、J・Q・Kは10として数える。ジョーカーは使わない

続き番号は、A・2・3からJ・Q・Kまでの数字の順です。KとAは繋がりません。

クリベッジのルール・遊び方

クリベッジのルール・遊び方を紹介します。

クリベッジの勝敗

先に121点に届いた人の勝ち。

121点に届いたら、カードを出している途中でも、点を数えている途中でも、その場で終わります。

1回では121点に届かないので、親を交代しながら何回も遊びます。

①親を決めて6枚ずつ配る

2人が山札から1枚ずつめくり、数字の小さい人が最初の親になります。(Aが一番小さい)

同じ数字や、2人とも10・J・Q・K(どれも10と数える)の場合は、めくり直します。

親はカードをよく混ぜて、相手から1枚ずつ交互に、6枚ずつ配ります。

親のBさんが、Aさんと自分に6枚ずつ配っている。残りは山札

親でない人を「子」と言います。残りのカードは、裏向きの山札にします。

めくった数字の大きい人を親にするルールもあります。

②2枚ずつ捨てて「クリブ」を作る

2人とも、手札から2枚を選んで裏向きに出します。

出した4枚を「クリブ」と言い、親の点になります。

AさんとBさんが2枚ずつ裏向きに出して、親のBさんの前に4枚のクリブができる

クリブは、あとで親が手札と同じように点を数えます。親にとっては、2つ目の手札のようなものです。

手札は4枚残ります。

③スターターを1枚めくる

子が山札を2つに分け、親が下の山の一番上をめくって表向きに置きます。

この1枚を「スターター」と言い、2人とも手札の点を数える時に使います。

山札の上のダイヤのJを表にした。Jなので親のBさんに2点

スターターがJの場合は、親に2点が入ります。(「ヒズ・ヒール」と言う)

④子から1枚ずつ出して合計を言う

子から交互に1枚ずつ、自分の前に表向きに出します。

出す時は、それまでに出たカードの合計を声に出します。

例えば、子が10を出して「10」、親が5を出して「15」と言います。

子のAさんがスペードの10を出して「10」、親のBさんがハートの5を出して「15」と言う

出したカードは、自分の前に並べておきます。あとで手札に戻して、点を数えるためです。

⑤合計15・31やペア・続き番号で点が入る

カードを出した時に、以下の形になると出した人に点が入ります。

出した時の形点
合計がちょうど152点
合計がちょうど312点
直前と同じ数字(ペア)2点
同じ数字が3枚続く6点
同じ数字が4枚続く12点
続き番号が3枚以上枚数ぶん
合計15で2点、合計31で2点、ペアで2点、4・6・5の続き番号で3点の例

続き番号は、出した順番がばらばらでも数えます。例えば、4・6・5と出たら、5を出した人に3点です。

数えるのは、最後に出したカードから続けて並ぶ3枚以上だけです。例えば、4・6・K・5と出た場合は、Kが間にあるので続き番号になりません。

⑥31を超える時は「ゴー」

合計は31を超えてはいけません。

出せるカードがない人は「ゴー」と言います。言われた人は、出せるだけ続けて出します。

合計27で、Bさんは出せるカードがないので「ゴー」。Aさんが3を出して合計30。2人とも出せないので、最後に出したAさんに1点

2人とも出せなくなったら、最後に出した人に1点が入ります。

合計を0に戻し、最後に出した人の相手から、また出していきます。(相手の手札がない場合は、最後に出した人から)

合計がちょうど31になった場合は2点だけで、ゴーの1点はありません。

⑦最後の1枚を出した人に1点

2人とも手札を全部出したら、カードを出すのは終わりです。

最後の1枚を出した人に1点が入ります。(ちょうど31で終わった場合は2点だけ)

⑧子の手札→親の手札→クリブの順に数える

出したカードを手元に戻して、手札の点を数えます。

子の手札・親の手札・親のクリブの順に数えます。どれも、4枚にスターターを足した5枚で数えます。

左から①子の手札、②親の手札、③親のクリブの順に、上のスターターと合わせて数える

子が先に数えるので、121点の近くでは子が先に勝つことがあります。

点の数え方は、記事の後半で詳しく紹介しています。

⑨親を交代して121点を目指す

3つ数え終わったら、1回が終わりです。親を交代して、また6枚ずつ配ります。

どちらかが121点に届くまで、これをくり返します。

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クリベッジの点数の数え方

手札とクリブの点数は、以下の通りです。

5枚の中の組点
足して15になる組(15)1組2点
同じ数字の2枚(ペア)1組2点
3枚以上の続き番号(ラン)枚数ぶん
手札4枚が同じマーク(フラッシュ)4点(5枚なら5点)
スターターと同じマークのJ(ノブ)1点

5枚の中で、できる組を全部数えます。1枚のカードは、いくつもの組に使ってもOKです。(ランは一番長い形だけ)

15(フィフティーン)

足して15になる組は1組で2点です。

例えば、手札が5・5・10・4で、スターターが6の場合は、15になる組が4つで8点です。

手札の5・5・10・4とスターターの6。5と10が2組、5と4と6が2組で、15になる組が4つ
5と10が2組(5はどちらの5でもいい)、5と4と6が2組で、15が4つ=8点です。5のペアや4・5・6のランの点は、このほかに数えます。

2枚でも3枚でも、足して15になれば数えます。

ペア

同じ数字の2枚は1組で2点です。

3枚揃うと3組で6点、4枚揃うと6組で12点になります。

同じ数字2枚で2点、3枚で6点、4枚で12点

ラン(続き番号)

3枚以上の続き番号は枚数と同じ点です。マークは違ってもOKです。

例えば、A・2・3・4は4点です。中のA・2・3や2・3・4は、重ねて数えることができません。

同じ数字がある場合は、その分ランを何組も数えます。

3・4・5で3点。3・4・4・5は、3・4・5のランが2組で6点と、4のペアで2点

例えば、3・4・4・5は、3・4・5のランが2組で6点と、4のペアで2点です。(合わせて8点)

フラッシュ

手札の4枚が同じマークなら4点です。スターターも同じマークなら5点になります。

手札がハート4枚で4点。スターターもハートなら5点

クリブは、スターターも合わせて5枚が同じマークの時だけ5点です。4枚ではフラッシュになりません。

ノブ

スターターと同じマークのJを持っていたら1点です。(「ヒズ・ノブ」とも言う)

スターターがハートの7で、手札にハートのJがあるので1点

点数の数え方の例

例えば、手札が4・5・5・6で、スターターがJの場合は16点です。

15・ペア・ランの順に、合計を言いながら足していくと分かりやすいです。

手札の4・5・5・6とスターターのJ。15で2・4・6・8、ペアで10、ランで13・16。合わせて16点
4・5・6が2組と5・Jが2組で15が4つ(8点)、5のペアで10点、4・5・6のランが2組で16点です。

最高は29点

一番高い手は29点です。手札が5・5・5・Jで、スターターがJと同じマークの5の時だけです。

手札がハートの5・ダイヤの5・クラブの5・スペードのJ、スターターがスペードの5で29点
15が8組で16点、5のペアが6組で12点、スターターと同じマークのJで1点です。

19・25・26・27点は、どんなカードでも作れません。そのため、0点の時に冗談で「19点」と言うことがあります。

カードを出す時との違い

カードを出す時と手札を数える時は、点の数え方が少し違います。違いは以下の通りです。

違いカードを出す時手札を数える時
15合計がちょうど15で2点足して15になる組ごとに2点
ペア直前と同じ数字で2点同じ数字の2枚ごとに2点
ラン最後に続けて出た3枚以上5枚を並べ替えて探してOK
31ちょうど31で2点ない
フラッシュ・ノブないある

クリベッジボードの使い方

クリベッジボードは、点を数えるための穴のあいた板です。1人に121点ぶんの穴の列があります。

1人に2本のペグを使い、点が入ったら、後ろのペグを前のペグの先へ進めます。

前のペグが5点、後ろのペグが2点の所にある。3点入ったので、後ろのペグを5点の3つ先の8点へ進める

例えば、前のペグが5、後ろのペグが2の所にある時に3点入ったら、後ろのペグを8に進めます。

後ろのペグは、1つ前の点を表します。間違えて進めても、すぐに確かめられます。

2人ともスタートの穴から始めて、列を行ったり来たりしながら進み、先にゴールの穴に入った人の勝ちです。

ボードによっては、穴の列に「スカンク」の線が引いてあります。ローカルルールのスカンクで使う線です。

クリベッジのローカルルール

クリベッジでよく遊ばれるローカルルールを紹介します。

61点で遊ぶ

このローカルルールは、121点の代わりに、61点に先に届いた人の勝ちにします。

半分くらいの時間で遊べるので、短く遊びたい時におすすめです。

マギンズ

マギンズとは、相手が数えもらした点が自分のものになるルールです。

相手が手札の点を言ったあとに、数えもれに気づいたら「マギンズ」と言って、その点をもらいます。

スカンク

スカンクとは、負けた人が91点に届かなかった時に、2ゲーム分の勝ちにするルールです。

61点にも届かなかった時は「ダブルスカンク」と言い、3ゲーム分か4ゲーム分の勝ちにします。

61点で遊ぶ時は、負けた人が31点に届かなかったらスカンクです。

5枚クリベッジ

このローカルルールは、5枚ずつ配って2枚を捨て、3枚の手札で遊びます。昔からある遊び方で、61点で勝負します。

最初の1回だけ、子に3点が入ります。カードを出すのは31までの1回だけで、手札3枚が同じマークならフラッシュで3点です。

その他のローカルルール

その他にも、以下のようなローカルルールがあります。

  • めくった数字の大きい人を、最初の親にする
  • 負けた人を、次のゲームの最初の親にする
  • カードを出す時の点にも、マギンズを使う
  • 5枚ずつ配ってクリブにも2枚配り、2人は1枚ずつ捨てる

3人・4人でのクリベッジの遊び方

クリベッジは2人で遊ぶのが基本ですが、3人や4人でも遊べます。

3人の場合は、5枚ずつ配り、山札から1枚をクリブに置きます。全員が1枚ずつクリブに捨てて、手札もクリブも4枚にします。

親の左隣の人から時計回りに出し、数えるのも親の左隣の人からです。親の手札とクリブを最後に数えます。

4人の場合は、向かいの人と組になります。5枚ずつ配って1枚ずつ捨て、組の2人の点を合わせて数えます。

クリベッジで勝つためのコツ

クリベッジで勝つためのコツを6つ紹介します。

  1. 親の時は点になる2枚をクリブへ

    クリブは自分の点になります。5や、ペア・続き番号になりそうな2枚を入れましょう。

  2. 子の時は5をクリブに入れない

    5は10・J・Q・Kと足して15になります。相手のクリブに点をあげないように、手札に残すのが有効です。

  3. 出し始めは4以下のカード

    最初に4以下を出すと、相手は1枚で15を作れません。5は相手の10で15になるので、避けましょう。

  4. 合計を5や21にしない

    10と数えるカードは16枚もあります。合計を5や21にすると、相手に15や31を作られやすくなります。

  5. 小さいカードは最後まで残す

    合計が31に近くなると、小さいカードしか出せません。最後まで残すと、31やゴーの1点を取りやすくなります。

  6. 同じ数字が2枚あればペアを返す

    相手にペアを作られても、3枚目を出せば6点を取り返せます。同じ数字を2枚持っている時は、その数字から出すのも手です。

当サイトのクリベッジで選べる遊び方

当サイトのクリベッジでは、コンピューターと1対1で対戦できます。ゲーム画面の右上の「オプションルール」で、以下を選べます。

  • コンピューターの強さ(よわい・ふつう・つよい)
  • 目標の点(121点・61点)
  • 自分で数える・マギンズ

手札を数える時は、15・ペア・ランなどの組を1つずつ光らせて、点の内訳を見せます。「ヒント」で、クリブに捨てる2枚や出すカードのおすすめも分かります。

スカンクは結果の画面に印を出しますが、勝ちの数は1回として数えます。

クリベッジのよくある質問

クリベッジとクリビッジは違う?
同じゲームです。英語の「Cribbage」の読み方の違いで、「クリベッジ」と書かれることが多いです。
クリベッジは何人で遊べる?
2人で遊ぶのが基本です。3人や、向かいの人と組になる4人でも遊べます。詳しくは、先ほど紹介した「3人・4人でのクリベッジの遊び方」で解説しています。
クリベッジボードがなくても遊べる?
遊べます。紙に2人の点を書いて、足していけばOKです。
最高点は何点?
29点です。手札が5・5・5・Jで、スターターがJと同じマークの5の時だけできます。
「19点」ってどういう意味?
点がないことを表す冗談です。19点の手はどんなカードでも作れないので、0点の時に「19点」と言うことがあります。
親と子はどちらが有利?
親の方が有利です。クリブの点が親のものになるからです。ただし、子は先に手札を数えるので、121点の近くでは先に勝つことがあります。
121点ぴったりでないと勝てない?
ぴったりでなくてもOKです。例えば、120点の時に2点が入っても、その場で勝ちになります。
ゴーのあとはどうする?
ゴーと言われた人が、出せるだけカードを出します。2人とも出せなくなったら、最後に出した人に1点が入ります。(ちょうど31なら2点だけ)その後、合計を0に戻し、最後に出した人の相手から出します。
クリベッジに必勝法はある?
必ず勝てる方法はありません。親の時は点になる2枚を、子の時は点になりにくい2枚をクリブに捨てるのが基本です。詳しくは、先ほど紹介した「クリベッジで勝つためのコツ」で解説しています。
クリベッジはアプリで遊べる?
当サイトのクリベッジなら、ダウンロードなしでブラウザから無料で遊べます。相手はコンピューターなので、1人でも遊べます。
2人で遊べるトランプゲームはほかにもある?
はい、たくさんあります。一緒に遊ぶ相手や1回の時間で選べるように、「2人でできるトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。
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