カシノはどんなゲーム?
カシノ(Cassino)は、場に並んだ札を手札の1枚で取っていくトランプゲームです。同じ数の札や、足して同じ数になる札をまとめて取れます。
取った札の枚数や、♦の10・♠の2・Aなどの点になる札を集めて、21点を目指します。
2~4人で遊べて、足し算ができれば子どもから大人まで楽しめます。
「カジノ」と書かれることもありますが、お金を賭ける遊びではありません。
カシノの使用カード
カシノで使うカードは以下の通りです。
- ジョーカー以外の52枚
Aは1、2~10は数字の通りに数えます。J・Q・Kは数を持たない札です。
カシノのルール・遊び方
カシノのルール・遊び方を紹介します。
カシノの勝敗
何回か配り直して、合計21点に先に届いた人の勝ち。
点は、1回ごとに取った札で数えます。点の数え方は、記事の後半で紹介しています。
①4枚ずつ配って場に4枚並べる
親はカードをよく混ぜて、1人に4枚ずつ配り、場にも4枚を表向きに並べます。
残りのカードは、裏向きの山札にします。山札は、あとで配り足すのに使います。
2枚ずつ配り、1周ごとに場にも2枚置くのが一般的です。
②手札を1枚出して「取る」「ビルド」「置く」
親の左隣の人から、時計回りに順番が回ります。
自分の番には、手札から1枚出して、「取る」「ビルド」「置く」のどれかをします。
- 取る:場の札を取る(③~⑤)
- ビルド:次の番に取る約束をする(⑥⑦)
- 置く:手札を場に置く(⑧)
③同じ数の札を取る
手札と同じ数の札が場にあれば、まとめて取れます。
例えば、手札のハートの7で、場の7を取れます。場に7が2枚あれば、2枚とも取れます。
出した札と取った札は、自分の前に裏向きで重ねておきます。この札を「取り札」と言います。
④足して同じ数になる札を取る
足して手札と同じ数になる場の札も、まとめて取れます。
例えば、手札の9で、場の5と4を取れます。
同じ数の札と足し算の組は、いくつでも一度に取れます。
例えば、手札の8で、場の8と、5と3と、6と2を全部取れます。
1枚の札は、1つの組にしか使えません。
⑤J・Q・Kは同じ絵札を1枚取る
J・Q・Kは、同じ絵札でしか取れません。
場に同じ絵札が2枚以上あっても、取れるのは1枚だけです。
J・Q・Kは数を持たないので、足し算やビルドには使えません。
⑥ビルドであとで取る束を作る
ビルドとは、手札の1枚を場の札に重ねて、あとで取るための束を作ることです。
例えば、場の5に手札の3を重ねて「8」と言います。重ねる3とは別に、8を取れる札を手札に持っている時だけできます。
重ねた札は1つの束になり、ばらして使うことはできません。
自分のビルドが残っている間は、その数を取れる札を手札に残します。次の番に必ずそのビルドを取る必要はありません。
自分のビルドが場にある間は、手札を置くことはできません。取るか別のビルドをします。
他の人のビルドも、その数の札があれば取れます。
⑦ビルドの数を上げる・まとめる
場のビルドに手札の1枚を足して、数を上げることもできます。
例えば、Bさんが手札に2と8を持っている場合は、Aさんの6のビルドに2を足して「8」にできます。
数を上げたビルドは、上げた人(Bさん)のものになります。
同じ数になる組は、1つのビルドにまとめることもできます。例えば、手札の3を場の5に重ね、場の8と一緒にまとめます。8になる組が2つでき、手札には別の8を残します。
組が2つ以上あるビルドは、数を上げられません。
⑧取らない時は手札を1枚置く
取らない時は、手札の1枚を表向きで場に置きます。
取れる札がある時も、置いてもOKです。置いた札は、他の人が取れる札になります。
⑨場の札を全部取ると「スイープ」
場の札を全部取ることを「スイープ」と言い、1点もらえます。
例えば、場に5と4しかない時に、手札の9で2枚とも取るとスイープです。
スイープのあとは場が空になるので、次の人は手札を置くしかありません。
⑩手札がなくなったら4枚ずつ配り足す
全員の手札がなくなったら、山札から4枚ずつ配り足します。場には足しません。
3人の場合は全部で4回配ります。(2人は6回・4人は3回)
⑪最後に取った人が場の残りをもらう
山札も全員の手札もなくなったら、1回が終わります。場に残った札は、最後に取った人がもらいます。
最後に残りをもらうのは、スイープには数えません。
⑫点を数えて21点を目指す
1回が終わったら、取り札で点を数えて、合計していきます。
親を左隣の人に交代して、誰かが21点に届くまで続けます。同じ回に2人以上が届いた場合は、点の多い人の勝ちです。
一番多い点が同じ場合は、もう1回遊びます。
カシノを無料で遊ぶカシノの点数の数え方
カシノの点数は以下の通りです。
| 取り札 | 点 |
|---|---|
| 枚数が一番多い | 3点 |
| ♠の枚数が一番多い | 1点 |
| ♦の10(大カシノ) | 2点 |
| ♠の2(小カシノ) | 1点 |
| A | 1枚1点 |
| スイープ | 1回1点 |
スイープを除くと、同点がなければ1回で全部で11点です。
枚数や♠の枚数が同じ数で並んだ場合は、その点は誰ももらいません。
例えば、Aさんの取り札が30枚(そのうち♠が8枚)で、♦の10とAを2枚取ったとします。枚数3点・♠1点・♦の10の2点・A2点で、合計8点です。
BさんとCさんは2点ずつです。Cさんのスイープ1点を合わせて、3人で12点になります。
4人の場合は、向かいの人と組になり、2人の取り札を合わせて数えます。
カシノの言葉の違い(テイク・付け札)
資料によっては、同じ数を取ることを「テイク」、足し算で取ることを「ビルド」と呼ぶことがあります。束を作る操作を「付け札」と呼ぶ説明もあります。
この記事では、英語のルールと同じ言葉で紹介しています。
カシノのローカルルール
カシノでよく遊ばれるローカルルールを紹介します。
ロイヤルカシノ(絵札を数にする)
ロイヤルカシノとは、J=11・Q=12・K=13として、足し算やビルドにも使うルールです。
Aは、出す時に1か14の好きな方で数えます。例えば、手札のKで、場の10と3を取れます。
ビルドなし
ビルドなしとは、ビルドを使わずに「取る」と「置く」だけで遊ぶルールです。
初めての人や子どもと遊ぶ時におすすめです。慣れてきたら、ビルドを足して遊びましょう。
スイープを点にしない
このローカルルールでは、スイープを点にしません。枚数と♠の枚数が同点にならなければ、1回で全部で11点です。
その他のローカルルール
その他にも、以下のようなローカルルールがあります。
- 同じ絵札をまとめて取れる
- 枚数・♠が並んだら、それぞれに点を分ける
- 11点に先に届いた人の勝ちにする
- 1回だけ遊んでその点で勝負する
- 出したあとに山札を1枚めくり、取れる札があれば取る
人数ごとのカシノの遊び方
カシノは2~4人で遊べます。
2人の場合は、6回配ってじっくり遊べます。英語のルールの本では、2人で遊ぶのが基本です。
3人の場合は4回配ります。点を取り合う相手が2人になり、取り合いがにぎやかになります。
4人の場合は、向かいの人と組になるペア戦で遊ぶのが一般的です。3回配り、組の2人の取り札を合わせて点を数えます。
当サイトのカシノで選べる遊び方
当サイトのカシノでは、コンピューターと対戦できます。ゲーム画面の右上の「オプションルール」で、以下を選べます。
- 人数(2人~4人)
- コンピューターの強さ(よわい・ふつう・つよい)
- 目標の点(21点・11点・1回)
- スイープの点・ビルド
- 絵札(1枚ずつ・まとめて・ロイヤル)
手札のカードを選ぶと、取れる場の札が自動で選ばれます。「ヒント」で、おすすめの1枚と理由も分かります。
カシノで勝つためのコツ
カシノで勝つためのコツを6つ紹介します。
- 点になる札を先に取る
♦の10は2点で、♠の2とAは1点です。場に出たら、他の札より先に取りましょう。
- 取られやすい札を置かない
小さい札を置くと、足し算の組を作られやすくなります。置く時は、取られても損の少ない札を選びましょう。
- スイープされる場を残さない
場の札が少なく、合計が小さいと、次の人にまとめて取られます。場に札が残るように置くのが有効です。
- ビルドで大事な札を守る
点になる札をビルドに入れると、次の番に自分で取れます。ただし、同じ数の札を他の人が持っていれば、先に取られます。
- 同じ数の札は2枚目で取る
同じ数字を2枚持っていたら、1枚を置いて、次の番にもう1枚で取る方法もあります。
- 最後の配りでは最後に取る
場に残った札は、最後に取った人のものです。最後の配りでは、取れる札を最後まで残しておきましょう。
カシノのよくある質問
- カシノは何人で遊べる?
- 2~4人で遊べます。4人の場合は、向かいの人と組になるペア戦で遊ぶのが一般的です。
- カシノとカジノは違う?
- カシノは、トランプで遊ぶゲームの名前です。「カジノ」と書かれることもありますが、お金を賭ける遊びではありません。
- 取れる時に置いてもいい?
- 置いてもOKです。取るかどうかは自分で決められます。ただし、自分のビルドが場にある間は、置くことはできません。
- J・Q・Kはどう使う?
- 同じ絵札を1枚取る時だけ使います。数を持たないので、足し算やビルドには使えません。J=11・Q=12・K=13として使うローカルルール「ロイヤル」もあります。
- スイープは点になる?
- 1回につき1点にするのが一般的です。スイープを点にしない遊び方もあります。
- 枚数が同じ時はどうなる?
- 取り札の枚数が一番多い人が同じ数で並んだ場合は、3点は誰ももらいません。♠の枚数も同じです。
- スコパとの違いは?
- スコパはイタリアの似たゲームで、40枚のカードを使います。出した札で取れる時は必ず取ることと、ビルドがないことが大きな違いです。
- カシノに必勝法はある?
- 必ず勝てる方法はありません。♦の10・♠の2・Aなどの点になる札を先に取り、次の人に取られやすい札を置かないのが基本です。詳しくは、先ほど紹介した「カシノで勝つためのコツ」で解説しています。
- カシノはアプリで遊べる?
- 当サイトのカシノなら、ダウンロードなしでブラウザから無料で遊べます。他の人はコンピューターなので、1人でも遊べます。
- 3人で遊べるトランプゲームはほかにもある?
- はい、たくさんあります。3人で遊ぶと面白いゲームを、「3人でできるトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。












