ヨットはどんなゲーム?
ヨットは、5つのサイコロを振って役を揃え、点数表の欄を埋めていくサイコロゲームです。1人でも遊べますが、2〜4人で点を競うのが一般的です。
12の欄を全部埋めて、合計点が一番高い人の勝ちです。
1回の番にサイコロを3回まで振れて、残したいサイコロを取っておけます。どの目を残し、どの欄に書くかを考えるのが面白いところです。
海外では「ヤッツィー」という、よく似たゲームも遊ばれています。違いは記事の後半で紹介しています。
ヨットで使う道具
ヨットで使う道具は以下の通りです。
- サイコロ5個
- 点数表(人数分の列があるもの)
- 筆記用具
点数表の欄は、1の目〜6の目の6つの欄と、チョイスからヨットまでの6つの欄に分かれています。この記事では、前の6つを「上の段」、あとの6つを「下の段」と呼びます。
ヨットのルール・遊び方
ヨットのルール・遊び方を紹介します。
ヨットの勝敗
12の欄を全部埋めて、合計点が一番高い人の勝ち。
1人で遊ぶ場合は、どれだけ高い点を取れるかに挑戦します。
①番は時計回りに回る
番の人がサイコロを振り、1つの欄に点を書いたら、左隣の人の番です。
全員が1回ずつ番を終えたら1ラウンドです。12ラウンドで、全員の12の欄が埋まります。
最初に振る人は、じゃんけんなどで決めます。
②1回の番に3回まで振れる
1回の番に、サイコロを3回まで振ることができます。
1回目は5つ全部を振ります。2回目と3回目は、好きなサイコロだけを振り直せます。
1回目や2回目でよい目が出た場合は、そこでやめて点数表に書いてもOKです。
③残すサイコロは取っておく
振り直さないサイコロは、横に取っておきます。
例えば、1回目に「5・5・5・2・1」が出たら、5を3つ取っておき、2と1だけを振り直します。
前の回に取っておいたサイコロも、次の回に振り直してOKです。
④点数表の欄を1つ選んで書く
振り終わったら、点数表の空いている欄を1つ選んで、その目の点を書きます。
例えば、「3・3・3・5・5」ならフルハウスの役なので、フルハウスの欄に5つの合計の19点を書きます。
同じサイコロで、別の欄に書くこともできます。例えば、「3・3・3・5・5」を3の目の欄に書くと9点です。
⑤役がない欄に書くと0点
どの欄にも書きたくない時でも、必ずどこか1つに書きます。
役ができていない欄に書くと0点です。0点を書いた欄ももう使えません。
0点にする欄は、取れそうにない役の欄を選ぶのが一般的です。
⑥12ラウンドで終わり
全員が12の欄を全部埋めたら終わりです。
1〜6の目の合計とボーナス、チョイスからヨットまでの点を足して、合計点をくらべます。
ヨットの役一覧と点数
ヨットの役(点数表の欄)は12あります。一覧は以下の通りです。
| 役 | 揃える形 | 点 |
|---|---|---|
| 1の目〜6の目 | その目が何個でもいい | その目の合計 |
| ボーナス | 1〜6の目の合計が63点以上 | 35点 |
| チョイス | どんな目でもいい | 5つの合計 |
| フォーダイス | 同じ目が4つ以上 | 5つの合計 |
| フルハウス | 同じ目3つと別の同じ目2つ | 5つの合計 |
| S.ストレート | 4つ続いた目 | 15点 |
| B.ストレート | 5つ続いた目 | 30点 |
| ヨット | 5つとも同じ目 | 50点 |
役の名前を押すと、その役の説明へ移ります。
1の目〜6の目
その目だけを足した点が入ります。
例えば、「6・6・6・2・1」を6の目の欄に書くと、6が3つで18点です。
1の目は「エース」と呼ぶこともあります。
ボーナス(63点以上で35点)
1の目〜6の目の6つの欄の合計が63点以上になると、ボーナスで35点もらえます。
63点は、どの目も3つずつ揃えた時の合計です。(1×3+2×3+3×3+4×3+5×3+6×3=63)
1の目や2の目が2つしかなくても、5の目や6の目を4つ揃えれば取り返せます。
チョイス
どんな目でも、5つの合計が入ります。
例えば、「6・6・5・5・4」なら26点です。他の欄に書けない時の、逃げ道にもなる欄です。
フォーダイス
同じ目が4つ以上ある時、5つの合計が入ります。
例えば、「5・5・5・5・3」なら23点です。同じ目が3つ以下なら0点です。
4つの目だけを足すルールもあります。この記事では、5つの合計で説明しています。
フルハウス
同じ目3つと、別の同じ目2つの組み合わせで、5つの合計が入ります。
例えば、「3・3・3・5・5」なら19点です。
5つとも同じ目(ヨットの形)も、フルハウスに書いてOKです。
S.ストレート
4つ続いた目があると15点です。
続いた目は「1・2・3・4」「2・3・4・5」「3・4・5・6」の3通りです。残りの1つは何でもOKです。
Sは「スモール(小さい)」の意味です。「リトルストレート」と呼ぶこともあります。
B.ストレート
5つ続いた目だと30点です。
「1・2・3・4・5」か「2・3・4・5・6」の2通りです。
Bは「ビッグ(大きい)」の意味です。B.ストレートはS.ストレートの形も含むので、S.ストレートの欄に書いてもOKです。
ヨット
5つとも同じ目だと50点です。
ゲームの名前と同じ、一番点の高い役です。どの目で揃えても50点です。
1回の番でヨットが揃う確率は、ヨットをねらって3回振っても約4.6%です。
ヨットの点数表(スコアシート)
ヨットの点数表は、左の列に役の名前を書き、右に1人1列ずつ点を書いていきます。
点数表の行の並びは以下の通りです。
- 上の段:1の目・2の目・3の目・4の目・5の目・6の目
- 小計とボーナス(63点以上で35点)
- 下の段:チョイス・フォーダイス・フルハウス・S.ストレート・B.ストレート・ヨット
- 合計(上の段+ボーナス+下の段)
紙に印刷して使える点数表も用意しています。人数やローカルルールの欄を選んで、A4の紙1枚に印刷できます。
ヨットの点数表を印刷するヨットのローカルルール
ヨットでよく遊ばれているローカルルールを7つ紹介します。
フルハウスは25点
フルハウスとは、同じ目3つと別の同じ目2つの組み合わせです。このローカルルールでは、どの目で揃えても25点です。
目の合計にする基本のルールでは、「1・1・1・2・2」だと7点ですが、25点ルールなら25点になります。
ストレートは30点と40点
S.ストレートを30点、B.ストレートを40点にするルールです。ストレートをねらう値打ちが大きくなります。
スリーダイス
スリーダイスとは、同じ目が3つ以上ある時に、5つの合計が入る欄です。この欄を足すと、欄が13になり、13ラウンドで遊びます。
5つ同じ目はフルハウスにしない
このローカルルールでは、5つとも同じ目は、フルハウスの欄に書けません。(書くと0点)
ボーナスなし
このローカルルールは、1〜6の目の合計が63点以上でもらえるボーナスをなくします。1〜6の目は、出た目のまま足すだけになります。
2回目からのヨットに100点
ヨットの欄に50点を書いたあと、もう一度ヨットが出るたびに100点をもらうルールです。2回目のヨットは、空いている他の欄に書きます。
上から順に書く
このローカルルールは、点数表の上の欄から順番に1つずつ書きます。どの欄に書くかを選べないので、運だめしの遊び方になります。
当サイトのヨットでは、7つとも「オプションルール」で選べます。
ヨットとヤッツィーの違い
ヤッツィーは、ヨットをもとにして作られた、よく似たサイコロゲームです。主な違いは以下の通りです。
| 違い | ヨット | ヤッツィー |
|---|---|---|
| 欄の数 | 12 | 13 |
| スリーダイス | なし | あり |
| フルハウス | 5つの合計 | 25点 |
| ストレート | 15点・ | 30点・ |
| 2回目のヨット | 点なし | ヤッツィーの欄が |
サイコロ5個を3回まで振ること、1〜6の目の合計63点で35点のボーナス、5つ同じ目で50点は同じです。ヤッツィーでは、ヨットの役を「ヤッツィー」と呼びます。
ヤッツィーには、2回目からのヤッツィーをどの欄に書くかを決める「ジョーカールール」もあります。ヨットには、この決まりはありません。
ヨットで勝つためのコツ
ヨットで勝つためのコツを4つ紹介します。
- 1〜6の目は各3つをめざす
どの目も3つずつ揃えると、ちょうどボーナスの63点です。5や6の目を4つ取れたら、1や2の目は少なくても取り返せます。
- 4つ続いたら両端を待つ
「2・3・4・5」のように真ん中が続いた形は、1か6のどちらが出てもB.ストレートです。両端が空いている形を残しましょう。
- 捨てる欄を決めておく
役が揃わない時に0点を書く欄は、1の目かヨットにするのが一般的です。チョイスは逃げ道として最後の方まで残すのが有効です。
- 大きな目のチョイスはもったいない
チョイスは、ほかに書く欄がない時に使います。大きな目が揃った時は、その目の欄やフォーダイスに書けないか先に見ましょう。
確率を使った勝ち方は、『ヨットのコツと必勝法』の記事で紹介しています。
ヨットのコツと必勝法を読む当サイトのヨットで選べる遊び方
当サイトのヨットでは、ゲーム画面の右上の「オプションルール」から、以下の遊び方を選べます。
- 対戦相手:コンピューター・ひとりで・1台で交代(2〜4人)
- コンピューターの強さ:よわい・ふつう・つよい
- 入る点の見本(振ったあと、空いた欄に入る点を薄く出す)
- この記事で紹介したローカルルール7つ
ヨットのよくある質問
- ヨットは何人でできる?
- 1人から遊べます。2〜4人で点を競うのが一般的です。点数表の列を増やせば、5人以上でも遊べます。
- サイコロは何個使う?
- 5個です。1回の番に、5個のサイコロを3回まで振ります。
- ヨットの最高得点は何点?
- 325点です。全部の欄で一番よい形が揃った時の点です。実際に遊ぶと、200点を超えればかなりの高得点です。
- ヨットが出る確率は?
- 5つ全部を1回振って揃う確率は、約0.08%(1296回に1回)です。同じ目を残しながら3回まで振ると、約4.6%になります。
- ボーナスは何点でもらえる?
- 1〜6の目の6つの欄の合計が63点以上で、35点もらえます。どの目も3つずつ揃えると、ちょうど63点です。
- 点数表(スコアシート)はある?
- はい。『ヨットの点数表(スコアシート)』のページで、人数やローカルルールの欄を選んで印刷できます。
- 役ができなかったらどうなる?
- 空いている欄のどれかに0点を書きます。書く欄を選ばずに番を終えることはできません。
- ヤッツィーと同じゲーム?
- よく似ていますが、欄の数や点の付け方が違います。詳しくは、先ほど紹介したヨットとヤッツィーの違いで解説しています。












