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ミッチ(トランプ)のルール解説

ミッチのルール・遊び方。マークごとに大きい順の列を作り、一番長い列でマークを取る

トランプゲーム『ミッチ(Mitch)』のルール・遊び方を紹介します。基本ルールのほかに、「捨て札から取る」「様子見の罰」などのローカルルールも解説しています。

プレイ人数
3人以上
ジャンル
定番
難易度
ふつう
使用するカード
55枚(52枚とジョーカー3枚。ジョーカーは終わりを知らせる時計の役で、場には出さない)。オプションでジョーカー2枚・4枚
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ミッチはどんなゲーム?

ミッチ(Mitch)は、マークごとに大きい順のカードの列を作るトランプゲームです。自分の番に1枚引いては、手札のカードを自分の前に並べていきます。

3人がそれぞれ、マークごとに大きい順のカードの列を作っている。マークごとに一番長い列に王冠が付いている

マークごとに、一番長い列を作った人がそのマークを取ります。

山札にはジョーカーが3枚混ざっていて、3枚目が出ると山札から引けなくなります。最後の1枚まで、どのマークで勝負するかの駆け引きが続きます。

2~5人で遊べて、一番おすすめは3人です。

ミッチの使用カード

ミッチで使うカードは以下の通りです。

  • ジョーカー以外の52枚
  • ジョーカー3枚

全部で55枚です。ジョーカーはゲームの終わりを知らせる「時計」の役で、場には出しません。

トランプ52枚の山とジョーカー3枚。全部で55枚を使う

ジョーカーが3枚ない場合は、Aを代わりに使います。ジョーカーの遊び方とAの遊び方の違いで紹介しています。

ミッチのルール・遊び方

ミッチのルール・遊び方を紹介します。

ミッチの勝敗

何回か遊んで、合計点が一番多い人の勝ち。

1回ごとに、マークを取った人は4点もらえます。取れなかったマークの列は、カード1枚につき1点減ります。

遊ぶ回数は、人数と同じ回数にするのが一般的です。(3人なら3回)

①5枚ずつ配ってジョーカーを混ぜる

親はジョーカーを抜いた52枚をよく混ぜて、1人に5枚ずつ配ります。

残りのカードにジョーカー3枚を混ぜて、よく切ってから裏向きの山札にします。

3人に5枚ずつ配り、残りのカードにジョーカー3枚を混ぜて山札にしている

ジョーカーは配ったあとで混ぜるので、配った手札にジョーカーは入りません。

②1枚引いて出すか捨てる

親の左隣の人から、時計回りに順番が回ります。

自分の番には、山札から1枚引いてから、手札の1枚を自分の場に出すか捨てます。

例えば、Cさんは山札から1枚引いて6枚になった手札から、ハートの9を自分の場に出します。

左下のCさんが山札から1枚引き、手札のハートの9を自分の前のハートの列に出している。捨て札に捨ててもいい
①山札から1枚引き、②手札の1枚を自分の場に出すか、捨て札に捨てます。

引いたばかりのカードは、そのまま捨ててもOKです。

捨てたカードは表向きに重ねます。一度捨てたカードは、誰も使えません。

③マークごとに大きい順に並べる

自分の場には、マークごとに大きい順に並べます。

Kが一番大きく、Aが一番小さいカードです。そのマークの列の一番下より、小さいカードしか出せません。

例えば、ダイヤのQ・9・6は並べられますが、ダイヤのQ・6・9は並べられません。

ダイヤのQ・J・10・9と、Q・9・6は並べられる。Q・6・9は並べられない

間の数字が空いてもOKです。ただし、あとから間に入れることはできないので、飛ばしたカードはもう出せません。

列はマークごとに1列ずつで、最大4列です。新しいマークの列は、どのカードから始めてもOKです。

④ジョーカーを引いたら置いて引き直す

山札からジョーカーを引いたら、表にして山札の横に置き、もう1枚引きます。

左下のCさんがジョーカーを引いたので、表にして山札の横に置き、もう1枚引いている
①ジョーカーを引いたら山札の横に置き、②もう1枚引きます。

ジョーカーは場に出すことも、手札に入れることもできません。

⑤3枚目のジョーカーで山札から引けなくなる

3枚目のジョーカーが出たら、もう山札から引けません。

ジョーカーが3枚出たので、山札からはもう引けない。全員が残りの手札5枚を出し切る

3枚目を引いた人はジョーカーを置いて、出すことも捨てることもせずに、番が左隣の人に移ります。

その後は、手札だけで出すか捨てるかを続けます。全員の手札は5枚なので、5周すると全員の手札がなくなり、1回が終わります。

⑥一番長い列の人がマークを取る

1回が終わったら、マークごとに列の長さを比べます。一番長い列を作った人が、そのマークを取って4点もらえます。

取れなかったマークの列は、カード1枚につき1点減ります。

例えば、ハートはAさんの4枚が一番長いので、Aさんが4点です。3枚のBさんは3点減り、1枚のCさんは1点減ります。

ハートの列は、Aさんが4枚、Bさんが3枚、Cさんが1枚。一番長いAさんが4点、Bさんは3点減り、Cさんは1点減る

誰も列を作らなかったマークは、誰も取れません。

⑦同じ長さなら一番下が高い方の勝ち

列の長さが同じ場合は、列の一番下のカードが高い方の勝ちです。

例えば、クラブのK・9・5とクラブのQ・J・3では、一番下の5が3より高いので、K・9・5の列の勝ちです。

クラブのK・9・5と、クラブのQ・J・3はどちらも3枚。一番下の5が3より高いので、K・9・5の勝ち

同じマークのカードは1枚ずつしかないので、引き分けにはなりません。

⑧人数と同じ回数を遊んで合計する

親を左隣の人に交代して、次の回を遊びます。人数と同じ回数を遊んだら、合計点が一番多い人の勝ちです。

例えば、3人で3回遊んで、合計が11点のAさん・6点のBさん・2点のCさんなら、Aさんの勝ちです。

点数表。3回の合計は、Aさんが11点、Bさんが6点、Cさんが2点で、Aさんの勝ち
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ミッチのジョーカーの遊び方とAの遊び方の違い

ミッチには、ジョーカーを時計に使う遊び方と、Aを時計に使う遊び方があります。Aを抜いて配る遊び方と比べると、違いは以下の通りです。

違いジョーカーの遊び方Aの遊び方
使うカード52枚とジョーカー3枚Aを抜いた48枚とA3枚
時計のカードジョーカーA
一番小さいカードA2
1列の最大の長さ13枚12枚

Aの遊び方では、4枚のAを抜いてから配り、残りの山札にAを3枚混ぜます。山札から3枚目のAが出たら、もう引けません。残りのA1枚は使いません。

元のルールでは、4枚のAを山札に入れたまま遊びます。配った手札にAが入ったら、表にして時計として数え、山札から1枚引いて補います。

ミッチのローカルルール

ミッチでよく遊ばれるローカルルールを紹介します。

ジョーカーの枚数を変える

このローカルルールでは、ジョーカーを2枚か4枚にして遊びます。

2枚にすると早く山札から引けなくなり、4枚にすると長く遊べます。最後の1枚が出たら、山札から引けなくなります。

捨て札から取る

このローカルルールでは、山札から引く代わりに、捨て札の一番上を取れます。

取ったカードは、手札に入れずにすぐ自分の場に出します。自分の列に並べられるカードの時だけ取れます。

左下のCさんが、捨て札の一番上のスペードの8を取って、自分のスペードの9の下にすぐ出している

取って出したら、その番はおしまいです。手札は5枚のままになります。

様子見の罰

このローカルルールでは、山札から引ける間に、出せる機会があったのに一度も場に出さなかった人は10点減ります。出す機会がなかった人は、減点されません。

手札を残したまま、最後に一気に出す作戦を使いにくくするルールです。

その他のローカルルール

その他にも、以下のようなローカルルールがあります。

  • 同じ長さなら、一番下のカードが低い方の勝ちにする
  • 3枚目のジョーカーを引いた人も、そのまま出すか捨てるかをする
  • 一番短い列で取ったマークは、点を2倍にする
  • 手札を3枚にして遊ぶ

ミッチの由来は?

ミッチは、1983年ごろにアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で生まれたゲームです。考えたのはMitch Gunzler(ミッチ・ガンツラー)さんで、名前もこの人の名前から付けられました。

元のルールでは、Aを時計に使います。日本では、ジョーカーを3枚使う遊び方が多く紹介されています。

人数ごとのミッチの遊び方

ミッチは2~5人で遊べます。一番おすすめは3人です。

2人で遊ぶ場合も、同じルールで遊べます。マークを取り合う相手が1人なので、点の差がつきやすくなります。

4人・5人で遊ぶと、4つのマークを取り合う人が増え、マークを1つも取れない人が出やすくなります。

当サイトのミッチで選べる遊び方

当サイトのミッチでは、コンピューターと対戦できます。ゲーム画面の右上の「オプションルール」で、以下を選べます。

  • 人数(2人~5人)
  • コンピューターの強さ(よわい・ふつう・つよい)
  • 回数(人数分・1回)
  • ジョーカーの枚数(2枚・3枚・4枚)
  • 取れなかった列の減点・捨て札から取る・同じ長さの列・時計のカード・様子見の罰

マークごとに今誰が取っているかは、金の王冠で分かります。「ヒント」で、おすすめの1枚と理由も分かります。

ミッチで勝つためのコツ

ミッチで勝つためのコツを6つ紹介します。

  1. 大きいカードから列を始める

    Kから始めると、下にたくさん並べられます。小さいカードから始めると、すぐに並べるカードがなくなります。

  2. 間のカードを飛ばさない

    Qの下に9を出すと、Jと10はもう出せません。すぐ下の数字が来るまで、手札に残しておくのが有効です。

  3. 勝てないマークには出さない

    取れなかった列は、1枚につき1点減ります。他の人の列がずっと長いマークは、出さずに捨てましょう。

  4. 勝負するカードを最後まで残す

    3枚目のジョーカーのあとは、他の人の列を見てから出せます。勝てるマークのカードを残しておくと、最後に逆転できます。

  5. 出たジョーカーの枚数を見る

    ジョーカーが2枚出たら、もうすぐ山札から引けなくなります。手札のカードは、どのマークに出すか決めておきましょう。

  6. 捨て札と他の人の列を覚える

    捨てたカードと場のカードは、もう誰も使えません。まだ出ていないカードから、他の人が列を伸ばせるかを読みましょう。

ミッチのよくある質問

ミッチは何人で遊べる?
2~5人で遊べます。一番おすすめは3人です。
ジョーカーがない時はどうする?
Aを代わりに使います。4枚のAを抜いて配り、残りの山札にAを3枚混ぜます。この場合、Aは場に出せず、2が一番小さいカードになります。
何回遊ぶ?
人数と同じ回数を遊び、合計点で勝ち負けを決めるのが一般的です。3人なら3回遊びます。
同じ長さの列はどうなる?
列の一番下のカードが高い方の勝ちです。同じマークのカードは1枚ずつしかないので、引き分けにはなりません。
捨てたカードは取れる?
基本のルールでは取れません。捨て札の一番上を取って、すぐ場に出せるローカルルールもあります。詳しくは、先ほど紹介したローカルルールで解説しています。
3枚目のジョーカーを引いた人はどうする?
ジョーカーを置いて、出すことも捨てることもせずに、番を左隣の人に移します。その後は、全員が手札を出し切るまで続けます。
ミッチに必勝法はある?
必ず勝てる方法はありません。大きいカードから列を始め、勝てないマークには出さないのが基本です。詳しくは、先ほど紹介した「ミッチで勝つためのコツ」で解説しています。
ミッチはアプリで遊べる?
当サイトのミッチなら、ダウンロードなしでブラウザから無料で遊べます。他の人はコンピューターなので、1人でも遊べます。
3人で遊べるトランプゲームはほかにもある?
はい、たくさんあります。3人で遊ぶと面白いゲームを、「3人でできるトランプゲームのおすすめと選び方」の記事で紹介しています。
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