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五目並べのルール解説

五目並べのルール解説。碁盤の上で、黒の石が5つ斜めに並び、金の線が通っている絵

ボードゲーム『五目並べ(ごもくならべ)』のルール・遊び方を紹介します。基本のルールの他に、「三三」などの禁じ手も解説しています。

プレイ人数
2人
ジャンル
ボードゲーム
難易度
★☆☆ 簡単
使うもの
15路の盤(縦横15本の線)と、黒と白の石
ルール
禁じ手なし・三三禁止・連珠
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五目並べはどんなゲーム?

五目並べは、黒と白の石を交互に置いて、自分の石を5つ並べることを目指す2人用のボードゲームです。囲碁の碁盤と碁石があれば遊べるので、昔から家庭で親しまれてきました。

縦・横・斜めのどれかに、先に自分の石を5つ並べた人の勝ちです。

盤の上で、黒の石が斜めに5つ並んだところ。5つの石を金の線が通っている

ルールは簡単ですが、相手の並びを止めながら自分の並びを作る、奥の深いゲームです。五目並べに決まりを足して、競技にしたものを「連珠(れんじゅ)」と言います。

五目並べで使う道具

五目並べで使う道具は以下の通りです。

  • 盤(縦と横に15本ずつ線を引いた盤)
  • 黒の石と白の石
縦横15本の線を引いた盤と、黒の石・白の石

盤は、囲碁の碁盤(縦横19本の線)を使ってもOKです。紙に線を引いて、石の代わりに「○」と「×」を書いて遊ぶこともできます。

競技の連珠では、縦横15本の線の盤(15路盤)を使います。

五目並べのルール・遊び方

五目並べのルール・遊び方を紹介します。

五目並べの勝敗

縦・横・斜めのどれかに、自分の石を5つ並べた人の勝ち。

盤が全てうまっても、どちらも5つ並ばなかった場合は引き分けです。

①黒(先手)から置く

最初に石を置くのは黒です。

黒を持つ人を「先手」、白を持つ人を「後手」と言います。最初の1手は、盤の真ん中(天元)に置くのが一般的です。

2人が盤をはさんで座り、黒の人が盤の真ん中に1つ目の石を置いた

先手と後手は、じゃんけんなどで決めます。何回か遊ぶ時は、交代で黒を持ちましょう。

②線の交わる所に置く

石は、線と線が交わる所(交点)に置きます。

マス目の中には置きません。盤の一番外の線の上にも置けます。

線の交わる所に置いた石には○、マス目の中に置いた石には×の印

③交互に1つずつ置く

黒と白で、交互に1つずつ石を置いていきます。

一度置いた石は、動かしたり取ったりしません。自分の番を飛ばす「パス」も、しないのが一般的です。

黒と白の石に、置いた順に1から6までの番号。黒と白が交互に置いている

④5つ並べたら勝ち

縦・横・斜めのどれかに5つ並んだら、その時点で勝ちです。

縦・横・斜めに、それぞれ黒の石が5つ並んだ3つの例

6つ以上並んだ場合(長連)も、勝ちにするのが一般的です。ただし、禁じ手のあるルールで遊ぶ場合は、黒の長連が禁じ手になることもあります。

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五目並べの形の呼び方(四・三)

五目並べには、石の並び方の呼び方があります。禁じ手の説明で使うので、先に紹介します。

①四(し)

「四」とは、あと1つ置くと5つ並ぶ形です。

例えば、下の画像の黒は、印の所に置くと5つ並びます。

黒の石が4つ並び、片方の端は白で止められている。もう片方の端に印

相手に四を作られたら、次の番で必ず止めないと負けます。

間を1つ空けた並び(●●・●●)も四です。空いている所に置くと、5つ並びます。

②達四(たっし)

「達四」とは、両端が空いていて、どちらに置いても5つ並ぶ四です。

黒の石が4つ並び、両端の2か所に印

相手は1回に1つしか置けないので、達四の両端を一度に止めることはできません。相手が先に5つ並べられなければ、次の番で勝てます。

③三(さん)

「三」とは、あと1つ置くと達四になる形です。

例えば、下の画像の黒は、印のどちらかに置くと達四になります。

黒の石が3つ並び、両端が空いている。両端の2か所に印

相手に三を作られたら、達四にされないように止めるのが基本です。止めないと、次の番で達四を作られてしまいます。

自分の四で先に攻め返す方法もあります。詳しくは『五目並べの必勝法とコツ』の記事で紹介しています。

間を1つ空けた並び(●・●●)も三です。端が止められていて、達四にできない並びは三ではありません。

五目並べの禁じ手

五目並べには、「禁じ手」というルールがあります。禁じ手とは、置いてはいけない手のことです。

禁じ手は、先手の黒だけに決めるのが一般的です。

五目並べは、先に置く黒がとても有利なゲームです。そのため、黒にだけ禁じ手を決めて、白との差を小さくします。代表的な禁じ手は、三三・四四・長連の3つです。

①三三(さんさん)

「三三」とは、1つの石で、三を2つ同時に作る手です。

印の所に黒を置くと、横の三と縦の三が同時にできる

三が2つあると、相手は片方しか止められません。そのため、三三を打てる黒は、とても勝ちやすくなります。

②四四(しし)

「四四」とは、1つの石で、四を2つ同時に作る手です。

印の所に黒を置くと、横の四と縦の四が同時にできる

四が2つあると、相手は片方しか止められず、もう片方で5つ並べられます。

③長連(ちょうれん)

「長連」とは6つ以上並べる手です。

印の所に黒を置くと、黒が6つ並ぶ

長連が禁じ手のルールでは、黒はちょうど5つ並べた時だけ勝ちになります。

どの禁じ手で遊ぶかは先に決める

五目並べには公式のルールがないので、禁じ手を使うかどうかは遊ぶ人同士で決めます。

よく使われる3つのルールは、以下の通りです。

違い禁じ手なし三三禁止連珠
黒の三三OK禁じ手禁じ手
黒の四四OKOK禁じ手
黒の長連勝ち勝ち禁じ手
白の禁じ手なしなしなし

家で遊ぶ時は、禁じ手なしか三三禁止で遊ぶことが多いです。連珠は、日本連珠社が決めている競技のルールです。連珠でも白には禁じ手がなく、白は長連でも勝ちになります。

四と三を同時に作る「四三」は、どのルールでも禁じ手ではありません。また、5つ並べた手は、同時に三三などができても禁じ手にならず、勝ちになります。

連珠の大会では、黒が禁じ手を打つと、相手に指摘されて負けになります。当サイトの五目並べでは、黒の禁じ手の所に「×」の印が出て、置けないようになっています。

五目並べで勝つには

五目並べで勝つには、相手が1回では止めきれない形を作ります。

代表的なのは、1つの石で四と三を同時に作る「四三(しさん)」です。相手が四を止めている間に、三を達四にして勝ちます。

勝ちの形や、先手(黒)と後手(白)の打ち方は、『五目並べの必勝法とコツ』の記事で紹介しています。

五目並べのよくある質問

斜めに並べても勝ち?
はい、勝ちです。縦・横・斜めのどれでも、5つ並べば勝ちになります。
6つ以上並んだら勝ち?
禁じ手のない五目並べでは、勝ちにするのが一般的です。連珠では、黒の長連(6つ以上の並び)は禁じ手で、白は6つ以上並んでも勝ちです。
先手と後手はどっちが有利?
先手(黒)が有利です。禁じ手のない五目並べは、黒が正しく打てば必ず勝てることが分かっています。詳しくは『五目並べの必勝法とコツ』の記事で解説しています。
禁じ手を打ったらどうなる?
連珠の大会では、禁じ手を打った黒の負けになります。家で遊ぶ時は、置き直しにすることもあります。遊ぶ前に決めておきましょう。
碁盤と碁石で遊べる?
はい、遊べます。囲碁の碁盤(縦横19本の線)と碁石で、そのまま五目並べができます。
五目並べと連珠の違いは?
連珠は、五目並べに禁じ手などの決まりを足して、競技にしたものです。縦横15本の線の盤を使い、黒だけに三三・四四・長連の禁じ手があります。
五目並べと囲碁の違いは?
同じ碁盤と碁石を使いますが、ルールは全く違います。囲碁は、石で囲んだ陣地の広さを競うゲームです。
引き分けはある?
盤が全てうまっても、どちらも5つ並ばない場合は引き分けです。実際の対局では、ほとんどありません。
コンピューターと対戦できる?
当サイトの五目並べでは、コンピューターと対戦できます。強さは入門から最強まで5段階で、禁じ手のルールも選べます。
五目並べはいつからある?
日本では、江戸時代の中ごろに「五石(いつついし)」という名前で広まったと言われています。明治時代には、新聞記者の黒岩涙香(くろいわるいこう)が「連珠」と名付けました。
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