リバーシはどんなゲーム?
リバーシは、黒と白の2人で遊ぶボードゲームです。表と裏が黒と白になった石を、交互に盤へ置いていきます。相手の石を自分の石ではさむと、はさんだ石をひっくり返して自分の色にできます。
最後に盤の上の石を数えて、多い方が勝ちです。ルールはすぐに覚えられますが、1手で盤の色ががらりと変わるので、最後まで勝ち負けが分からない、奥の深いゲームです。
元は19世紀のイギリスで生まれたゲームです。この記事で紹介するルールは、日本でおなじみのボードゲーム「オセロ」と同じです(違いは、この記事の下の方で紹介します)。
使う道具と最初の並べ方
縦と横に8マスずつ、全部で64マスの盤と、表と裏が黒と白になった石を使います。石は64個(黒と白で32個ずつ)です。
始める前に、盤の真ん中の4マスに、白と黒の石を斜めに2つずつ置きます。盤の左上を a1、右下を h8 とすると、d4 と e5 が白、d5 と e4 が黒です。
先に置くのは黒です。どちらが黒を持つかは、じゃんけんなどで決めましょう。
ルール・遊び方
黒から始めて、交互に1つずつ石を置いていきます。次の①〜④のルールに沿って遊びます。
①相手の石をはさめるマスに置く
石を置けるのは、相手の石を自分の石ではさめるマスだけです。縦・横・斜めのどれか1方向でも、相手の石を1つ以上はさめれば置けます。はさめないマスには置けません。
最初の形で黒が置けるのは、d3・c4・f5・e6 の4か所です。
②はさんだ石を全てひっくり返す
置いた石と、元からある自分の石ではさんだ相手の石は、全て自分の色に返します。縦・横・斜めの何方向でも、同時にはさめた石は全て返します。
- はさめるのは、置いた石から真っすぐ並んだ石だけ(間に空きマスがあると、はさめない)
- 返した石で、さらに別の石がはさまれても、そちらは返さない
- 一度置いた石は、動かしたり取ったりしない
③置ける場所がなければパス
自分の番に置けるマスが1つもないときは、パスをして相手の番になります。
置けるマスが1つでもあるときは、パスはできません。パスは何回続いても構いません。
④どちらも置けなくなったら終わり
盤が全て埋まるか、黒も白も置けなくなったら終わりです。盤の上の石を数えて、多い方が勝ちです。同じ数(32対32など)なら引き分けです。
空きマスが残ったまま終わることもあります。公式の大会では、空きマスは勝った方の石として数えます(例:33対30で空きが1つなら、34対30)。
リバーシを無料で遊ぶこのサイトのゲームで選べる遊び方
このサイトのゲームでは、ゲーム画面の右上の「オプションルール」から、次の遊び方を選べます。
| オプション | 内容 |
|---|---|
| コンピューターの強さ | 入門・よわい・ふつう・つよい・最強の5段階「入門」は置ける場所から気まぐれに選び、「最強」は、残りが18マス以下になると、時間の許す限り最後まで読み切って打ちます。成績は強さごとに記録します。 |
| 2人で対戦 | 1台の画面で交代して置く家族や友達と、1台のスマホやPCで対戦できます。 |
| あなたの石 | 黒・白・交互先に置く黒か、後に置く白かを選べます。「交互」は1回ごとに入れかわります。 |
| ハンデ | 角を1〜4つ、最初からもらう強い相手と遊ぶときに、あなたの石を角に置いて始めます。 |
| 盤の大きさ | 6×6の小さな盤石が少なく、早く終わります。 |
| 置ける場所の印 | 点・返る数・なし「返る数」は、置いたときに返る石の数を出します。 |
ハンデ戦は、強い人と弱い人が遊ぶときに、弱い人の石を最初から角に置いて始める遊び方です。角は一度取ると返されないので、角が1つあるだけで、ぐっと戦いやすくなります。
リバーシで勝つコツ
リバーシは「最後に石が多ければ勝ち」のゲームです。途中で石が多いかどうかより、どこに置くかが大切です。
次の6つを心がけると、ぐっと勝ちやすくなります。
- 角を取る
盤の4つの角に置いた石は、はさまれることがないので、二度と返されません。角から辺へ、返されない石を広げていけます。
- 角の隣に置かない
角の斜め隣(X)や、縦と横の隣(C)に置くと、相手に角を取られやすくなります。角が空いているうちは、できるだけ避けましょう。
- 序盤はたくさん返さない
石をたくさん返すと、相手の置ける場所が増えてしまいます。序盤から中盤は、返す石が少ない手を選ぶのがコツです。
- 相手の置ける場所を減らす
周りを石に囲まれた内側の石だけを返す手(中割り)は、相手の置ける場所を増やしません。置ける場所が少なくなった相手は、角の隣などの悪いマスに置くしかなくなります。
- 辺には慎重に置く
辺に置いた石は、角を取られるきっかけになることがあります。辺に置くときは、相手に角をあげる形にならないか確かめましょう。
- 終盤は空きマスの数を考える
終盤、空きマスがまとまった場所ごとに、最後の1マスに置けた方が得をしやすくなります。空きマスが偶数の場所から先に打つと、最後に置きやすくなります(偶数理論)。
よく知られた定石
序盤のよく知られた打ち方を「定石」と呼び、動物などの名前が付いています。黒の1手目は、d3・c4・f5・e6 のどこに置いても盤を回した同じ形になるので、f5 に置いた形で書きます。
白の2手目で、縦取り(d6)・斜め取り(f6)・並び取り(f4)の3つに分かれます。特によく知られているのが、兎・虎・牛・鼠の「四大定石」です。
| 名前 | 打ち方と特徴 |
|---|---|
| 兎(うさぎ) | f5 d6 c5 f4 e3縦取りから。変化が少なく、初めての人にも覚えやすい定石です。続けて c6 d3 f6 e6 d7 と打つと「ローズ」になります。 |
| 虎(とら) | f5 d6 c3 d3 c4縦取りから。変化が多く、上級者によく打たれる定石です。 |
| 牛(うし) | f5 f6 e6 f4 e3斜め取りから。斜め取りでは、一番よく打たれる定石です。 |
| 鼠(ねずみ) | f5 f4 e3 f6 d3並び取りから。黒が有利とされ、白は並び取りを避けることが多いです。 |
リバーシとオセロの違い
リバーシは、19世紀のイギリスで生まれた、石をはさんで返すゲームです。オセロは、1970年代に日本で発売されたボードゲームで、緑の盤や、最初の石の並べ方(真ん中に斜め)、黒から置くことなどが決められています。
昔のリバーシには、最初に真ん中の4マスへ順番に石を置いていく遊び方などもありました。今のリバーシは、ほとんどがオセロと同じ決まりで遊ぶので、一番の違いは名前です(「オセロ」は商品の名前として登録されています)。このサイトのリバーシも、オセロと同じルールです。
よくある質問
- 黒と白、どちらが先に置きますか?
- 黒が先です。黒の1手目は d3・c4・f5・e6 の4か所のどれかで、どこに置いても盤を回した同じ形になります。
- 置ける場所がないときは、どうなりますか?
- パスをして相手の番になります。置ける場所が1つでもあるときは、パスはできません。パスは何回続いても構いません。
- 最後に空きマスが残ったら、どう数えますか?
- 盤の上の石の数で勝ち負けを決めます。公式の大会では、空きマスは勝った方の石として数えます。このサイトのゲームでは、盤の上の石の数をそのまま表示します。
- 引き分けはありますか?
- あります。黒と白の石の数が同じ(32対32など)なら引き分けです。
- リバーシに必勝法はありますか?
- 8×8の盤では、完全には分かっていません。2023年には、黒も白も最善を尽くすと引き分けになる、という研究が発表されました。6×6の小さな盤では、最善を尽くすと後手(白)が勝つことが分かっています。
- 子どもでも遊べますか?
- はい。石をはさむルールが分かれば遊べます。このサイトのゲームなら、置ける場所に点が出るので、初めてでも迷いません。コンピューターの強さ「入門」や、早く終わる6×6の盤、角のハンデもおすすめです。












