エアホッケーはどんなゲーム?
エアホッケーは、台の上を滑るパックをマレットという道具で打ち合うゲームです。相手のゴールにパックを入れると1点が入ります。
先に7点を取った人の勝ちです。
1970年代のはじめにアメリカで生まれ、日本ではゲームセンターの遊びとしておなじみです。アメリカでは世界選手権も開かれていて、競技としても遊ばれています。
エアホッケーの道具の名前
エアホッケーで使う道具は、以下の通りです。
- 台(テーブル)
- マレット(1人1本)
- パック(1枚)
台(テーブル)
台の表面には、小さな穴がたくさんあいています。下から空気が吹き出していて、パックが少し浮いた状態になります。
パックが空気で浮くので、氷の上のようによく滑ります。
台の両端にはゴールがあり、真ん中にはセンターラインが引かれています。センターラインより手前が自分の陣地、向こう側が相手の陣地です。
マレット(打つ道具)
マレットは、パックを打つための道具です。上のつまみを持ち、台の上を滑らせて動かします。
「スマッシャー」「ストライカー」と呼ぶこともあります。
パック(玉)
パックは、プラスチックでできた平たい円盤です。「玉」と呼ぶ人もいます。
公式の試合では、長さ約2.4mの大きな台を使います。家庭用には、机の上に置ける小さな台もあります。
エアホッケーのルール・遊び方
エアホッケーのルール・遊び方を紹介します。
エアホッケーの勝敗
先に7点を取った人の勝ち。
7点先取は、アメリカの協会が決めた公式ルールの点数です。2点差をつける決まりはなく、7点を取った時点で勝ちが決まります。
ゲームセンターの台や家庭用のおもちゃには、時間制や、10点・15点先取のものもあります。記事の後半で紹介しています。
①最初にパックを持つ人を決める
最初にパックを持って打つ人は、じゃんけんなどで決めます。
公式の試合では、台の真ん中に置いたパックを合図と同時に打ち合って始めます。これを「フェイスオフ」と言います。
②マレットでパックを打ち合う
相手のゴールをねらって、マレットでパックを打ち合います。
マレットを速く動かして当てるほど、パックは速く飛びます。横の壁に当たったパックは、はね返って続きます。
③打てるのは自分の陣地のパックだけ
マレットで打てるのは、自分の陣地にあるパックだけです。
相手の陣地に完全に入っているパックを打つのは反則です。センターラインにかかっているパックは、どちらが打ってもOKです。
公式ルールでは、マレットの一部がセンターラインを越えるのはOKです。マレット全体を相手の陣地へ出すと、反則になります。
④相手のゴールに入ると1点
パックが相手のゴールに入ると、1点です。
自分のゴールに入れてしまった場合も、相手の1点になります。これを「オウンゴール」と言います。
公式ルールでは、ゴールに入ったパックが、ゴールの口からはね返って出てきた場合は、点になりません。
⑤点を取られた人が次のパックを持つ
点を取られた人が、次のパックを持って打ちます。
点を取られたら、ゴールからパックを取り出し、10秒以内に打ちます。
⑥7秒以内に相手の陣地へ打つ(7秒ルール)
自分の陣地にパックが来たら、7秒以内にセンターラインを越えるように打ちます。
7秒を過ぎると反則になり、パックは相手のものになります。パックを持ち続けて時間を稼ぐことは、できません。
⑦反則をすると相手のパックになる
反則をすると、パックは相手のものになります。
おもな反則は以下の通りです。
- 手や体でパックにさわる
- マレットをパックの上に乗せる
- 相手の陣地に完全に入ったパックを打つ
- 攻めるために打ったパックを台の外へ飛ばす
- 7秒以内に相手の陣地へ打たない
手でさわる反則を「パーミング」、マレットを乗せる反則を「トッピング」と言います。
公式の試合では、ゴールに向かうパックを手で止めると、相手は守る人のいないゴールへ1回打てます。
エアホッケーのローカルルール
エアホッケーでメジャーなローカルルールを5つ紹介します。
時間制
時間制とは、決めた時間が終わった時に、点の多い人が勝ちというルールです。
ゲームセンターの台には、7点を取るか、決まった時間が過ぎると終わるものもあります。時間が終わった時に同点の場合は、引き分けにするか、次の1点で決めます。
ゲームセンターの台には、終わる30秒前から1ゴールが3点になるものもあります。
10点・15点先取
10点先取とは、先に10点を取った人が勝ちというルールです。
7点先取より試合が長くなり、じっくり楽しめます。家庭用のおもちゃには、15点先取のものもあります。
5秒ルール
5秒ルールとは、7秒ルールの代わりに、5秒以内に相手の陣地へ打つルールです。
打ち合いが速くなり、パックを持ち続けにくくなります。
パックを増やす
このローカルルールは、パックを2枚以上にして、同時に打ち合います。
守る所が増えて、にぎやかになります。ゲームセンターの台や家庭用のおもちゃには、試合の途中でパックが増えるものもあります。
ダブルス(2対2)
ダブルスとは、2人ずつのチームに分かれて打ち合うルールです。
チームの2人は、攻める人と守る人に分かれることが多いです。世界選手権にも、ダブルスの部があります。
エアホッケーで勝つためのコツ
エアホッケーで勝つためのコツを6つ紹介します。
- ゴールの少し前で構える
マレットは、ゴールの少し前(20〜30cmほど)で、パックとゴールの真ん中を結ぶ線の上に構えましょう。ゴールにぴったり付けると、壁ではね返ったパックが入りやすくなります。
- 打ったらすぐゴール前に戻る
パックを追いかけて前に出すぎると、横を抜かれやすくなります。打ったら、すぐにゴールの前へ戻るようにします。
- パックの真ん中をねらって打つ
飛ばしたい向きの反対側から、パックの真ん中を通るように当てます。パックの端に当たると、思わぬ向きへ飛んでしまいます。
- 壁に当てて打つ
相手がゴールの真ん中を守っている時は、横の壁に当てて、ゴールの端をねらうのが有効です。
- パックを止めてから打つ
来たパックをすぐに打ち返さず、一度止めてからねらうと、外しにくくなります。7秒ルールがあるので、止めすぎには注意しましょう。
- マレットは指先で軽く持つ
上からにぎらずに、つまみを指先で軽く持つと、手首が動いて速く動かせます。
壁に当てて打つ時は、壁の向こう側にゴールが映っていると考えて、その場所を真っすぐねらいます。
当サイトのエアホッケーで選べる遊び方
当サイトのエアホッケーでは、コンピューターとの対戦(強さ5段階)と、1台のスマホやタブレットで遊ぶ2人対戦ができます。
勝ちの点数(3点・5点・7点・10点)・ゴールの広さ・パックの数・時間制限(3分)を選べます。7秒ルールのオン・オフも切りかえられます。
最初のパックの数は「途中で増える」です。試合の途中で真ん中にもう1個出てきて、1点入ると1個に戻ります。公式ルールと同じ1個や、2個も選べます。
「ラストスパート」も最初からオンです。(オフにもできる)どちらかがあと1点で勝ちになった時から、1ゴールが2点になります。時間制限がある場合は、残り30秒になった時にも2点に変わります。
点数は勝ちの点数で止まります。例えば7点先取で、6点の人に2点入っても7点です。
エアホッケーのよくある質問
- エアホッケーは何点先取?
- 公式ルールでは7点先取です。ゲームセンターの台や家庭用のおもちゃでは、時間制のものや、10点・15点先取のものもあります。
- エアホッケーの打つ道具の名前は?
- 「マレット」と言います。「スマッシャー」と呼ぶこともあります。マレットで打つ円盤は「パック」です。
- パックはなぜよく滑るの?
- 台の小さな穴から空気が出て、パックが少し浮いているからです。台とこすれないので、軽い力でもよく滑ります。
- エアホッケーとエアーホッケーは同じ?
- はい、同じ遊びです。「エアーホッケー」と書くこともあります。
- 自分のゴールに入れたらどうなる?
- 相手の1点になります。自分のゴールに入れてしまうことを「オウンゴール」と言います。
- パックが台の外に飛び出したら?
- 攻めるために打ったパックを台の外へ飛ばすと、反則で相手のパックになります。守るために止めていたマレットに当たって飛び出した場合は、反則になりません。
- エアホッケーは英語で何と言う?
- 英語でも「air hockey」です。マレットは「mallet」、パックは「puck」と言います。
- エアホッケーの世界大会はある?
- はい。アメリカでは、1970年代の終わりから世界選手権が開かれています。












